今回は、ペタ数とコメント数から判断すると、かなり好評だった、これの続き。
まずはチュートリアル徳井義実画伯の描かれた、タヌキ。
「タイツ履いてる」
「ロンT着ている」
と指摘されても、徳井は絶対に認めない(笑)。
宮迫の形態模写があまりに見事で、
笑って見過ごしてしまったが、
映画「電人ザボーガー」の大好評で、再評価気運が高まっているピープロの、
『冒険ロックバット』のタイトルロールに似てないか?
いや、まあ、宮迫の激似ぶりから比べたら、
若干こじつけ気味なのは否めないけど、
徳井画伯ごとき(失礼)のタヌキの絵と、
通ずる造形での子ども向けキャラって、
デザインセンスが問われるんでは?
当時(1975)はピープロ末期で、
作風とデザインは、東宝企画の「クレクレタコラ」(1973~74)に通じるもので、
日曜日を除く毎日18時55分に、低年齢層の子供向けに1話わずか5分の帯番組アニメ(または特撮ドラマ)を放送しており、「タコラ」から1作おいての「ロックバット」で、この路線は終了。
さて、絵が下手なことに話を戻すと、
京都大学法学部卒の、ロザン宇治原史規の描く、ウサギがこれ。
ウサギだけがヘタクソなんじゃなく、他の絵も、のきなみひどい。
↑(左)カンガルー/(右)ピアノを弾く人。
形状把握も空間概念もお粗末で、ホントに頭いいの?って感じ。
だけど、絵が上手い人は、頭が良い(=勉強ができる)のか?
逆に言うと、頭が良いと、絵が上手いのか?
そこで頭の悪い(学力が低い)人の代表、
重盛さと美さん
↑国民栄誉バカに選ばれ、喜びの涙をこらえる(笑)シゲモリ画伯。2011年11月8日放送。
本人の談によれば、小学校時代は学級崩壊で、ほとんど勉強にならなかったそう。
の作品を見てみよう。
『めちゃ2イケてるッ! バカって言うとバカって言う元気SP!! 』
(2011年4月9日放送)
卵から成体の姿を答える問題で、
モンシロチョウが正解だけど、
重盛バージョンの正解は、
タコのたっちゃん。
カマキリが正解だけど、
ムササビのむさし。
カエルはカエルでも、
体が思い切り反り返った、
カエルのみかわ。
3つともグッズ化されて、販売されました。
この回では、つたない画風に思われたが、
次第に、なかなか絵が上手いんだと見直した。
「秋の抜き打ちテスト 超もったいないSP」
2011年10月22日放送
展開図をかく問題では、
↑これが正解。
陰影表現まで加えた、立体感のある画風をはからずも披露。
とてもバカが描いたとは思えない。
テスト用紙の裏に落書きした光浦靖子の似顔絵も、
なかなか達者。
約2万年前に描かれた、ラスコー洞窟壁画
マドレーヌ期(約18,000年 - 10,000年前)と呼ばれる旧石器時代末期に描かれた、アルタミラ壁画
では、狩猟の対象だった動物の姿が活写され、遠近法まで用いられている。
ということは、文明が絵を描く必要性を奪い、先進的な人間ほど絵が下手なのかもしれない。
高度な文明を築いた未来人的なエイリアンは、我々以上の映像記録の術を持ち合わせていることもあって、絵はドヘタクソなのかも知れないなあ。
おまけ
一応、「バカで絵も下手」の例も。
天然キャラでおなじみの綾瀬はるかさん。
子ライオソ(笑=子ライオン)
※「頭が良くて、絵が上手い」例は、
枚挙にいとまが無いので、省略します。
つづく