ニンテンドー３ＤＳのＣＭを、
同じ嵐が担当し、現在両方のＣＭが並行してオンエアされていて、
方形のポータブルデバイスを見ながら感想を述べている様子がゴッチャになって、
「へえ、アンドロイドケータイの最新機種って、メガネなしでも飛び出して見えるんだ」
と、錯覚したのは、私だけではあるまい。
問題は、同じ時期に、同じような製品のＣＭを、同じタレントが担当していること。
嵐の場合は人気も実力も安定してるし、結果も出すので、二つのＣＭへのダブり起用もやむを得ない気もするが（※と、ジャニタレはヘタにいじらないことが肝要）、これが新人の売り出しに各企業が一丸となってる場合、果たして思惑通りにことが運ぶかは未知数。
たとえばバレンタインに向けたロッテのＣＭで、
いきなり長澤まさみと共演している、見慣れない顔。
ＣＭはこちらで。
同じタイミングで資生堂のＣＭにも起用され、露出度いきなり高し。
武井咲（たけい・えみ）とかいうらしい。
実はこの人、2008年の秋に直接顔を見ている。
オスカーのカタログ映画（米倉涼子、菊川怜、上戸彩が出演）『櫻の園』の、完成披露試写会で。
左から２番目が武井。
この作品、大コケで、観た人がほとんどいない、貴重な作品。
11月8日から11月30日までの23日間で、延べ観客動員数は30,431人、興行収入は3,775万6,900円、1館当たりの興行収入は約25万円（文化通信より）。エグゼクティブ・プロデューサーで、オスカーの石川薫専務は、「最低でも興行収入15億円」と語っていた。この動員数・興行成績は、単館上映作品ではなく、メジャー作品並みの150館規模で公開された映画としては異例の低さ（1館あたり各上映に1、2人しか入場していない）だった。
さて、今回の武井咲の大プッシュ、
月９で三浦春馬と関係を持つ高校生役とか、
ソフトバンクのＣＭとか、雑誌の表紙やグラビアとか、考えつくかぎりのあらゆる手を打ち尽くしているみたいだけど、思惑どおりにうまくいくだろうか。
個人的には、あまりそうは思えない。
いえいえ、いきなり脚光を浴びて、舞い上がっているからだとか、
元ヤン疑惑の写真が流出したからではなく、
「前にどっかで見た顔」だから、それに尽きます。
しゃべくり007 2010.11.29
中越典子（なかごし・のりこ）ですね。
そう思ってる人は多いらしく、「武井咲」「中越典子」で検索すると、「似てる」「そっくり」に、けっこうヒットする。
早い日付は、2010/9/23
ちっ、先を越されたぜ！
しかたないから、文字情報だけでなく、得意の画像情報で補完しておこう。
正面顔とか
笑顔とか、
同じアングルでとか、
もしも武井咲が超ブレイクするなら、そのうんと前に、中越典子だって大ブレイクしていただろうに！
※あくまでも個人の感想です。
ふうん、じゃあ誰ならいいのかって？
Ｊパワーの日南 響子（ひなみ きょおこ）なんか、どうでしょー？
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