誘われるままに、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を再鑑賞。
私、前にネタバレ感想書きましたが、見誤ってました！
実際は、もっとひどかった！
まず、第三艦橋は戦闘の衝撃で、艦本体とのクルーの行き来ができなくなり、森雪がブラックタイガーから放つミサイルで接続部が破壊されて、下に落ちていって、
そこで爆発。
ヤマト本体は爆発から距離をおいたので、危機を逃れた。
ええっと、どうして無重力の宇宙で、接続が解除されただけで、下に落ちていくんでしょうか？
爆発の衝撃で？
空気がないから、爆風は吹きませんよ。
まあ、昔からヤマトの宇宙には重力があるけど、それにしても。
それから、「森雪と古代進には実際の性交渉とか肉体関係はなく、ワープで子供ができたんでは」という人がいて、「んなアホな！」と思ってましたが、どうももう１回映画を観ると、あながちそれを否定できない。
で、「見誤った」のは今のところ以上なんだが、ついでだから他も書いておくと、
＊宇宙戦闘機には、酸素供給の問題までクリアした、安全な脱出機構が装備されてるはずだし。
＊最前列で見たけど、キャノピーにつけたキスマークが、次のカットから消えてるし。
＊ワープってのが次元跳躍航法ではなく、単なる姿を消す危機回避手段と勘違いしているきらいあり。
重力変移の激しい、天体の近くのワープは御法度なんだけどなあ。
＊メインエンジンの周囲の板状の区切り、ジェット戦闘機なら、開いたり絞ったりして噴射量を調整するところ（調整弁）、
この板と板の境目から、
何カットかで、光漏れしてましたけど？
それと、このヤマトって宇宙戦艦には、自動化っていう概念はないんでしょうか？
いや、あるはずなんだが。
ラスト近く、島が舵取りを古代に渡すが、しばらくほったらかしでも支障なく。
んでもって最後の波動砲を撃つのは、なぜかふだんの古代の席じゃなくて、艦長席。
ただこのシーン↑再現のためだけに。
複数の席で撃てるってことは、自動化ってオプションもあるんじゃないの？
ってわけで、別に古代は死ぬ必要ないんだよね。
試写会の時は、「観客をナメんなよ」と思ったが、どっこい女子供はこれで満足できてるみたいで、
「泣いちゃった」「ヤマトに乗りたい」
乗れ！ そして死ね！
「ってことは、しょせん観客の知的レベルなんて、そんなもの」と見下してるのかと思ったが、どうもこんなにボコボコとアラが出てくると、作り手の知性が、バカな観客と同等か、ヘタをするとそれ以下だということがわかってきた。
もっと頭のいい人の作った映画が観たいなあ。
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