この前(11/11)、4回目の埼玉県高校生英語演劇大会の審査員をやった。
……んだけど、大変なミスをしでかした。
4回目で、ずっと開催会場は同じ(東松山市民文化センター)なのに、
その下車駅を間違えた。
上が間違えて降りた小川町駅。
下が正しい下車駅の東松山。
というよりも、何駅で降りればいいのかちっとも思い出せず、
当てずっぽうで降りたら、当然違っていた。
48歳でこれですよ。
やばい、やばい!
で、演目には間に合ったので審査はどうにかこなしましたが、
最近の高校生の英語の発音はうまくなったよ。
英単語をローマ字読みしないとこがすばらしい。
英語の発音をカナで表記するのも愚かだけど、
発音記号でブログに書けない(あるいは書いても読めない人がいる)ので、
あえてカナ書きしますけど、
together って、
「トゥゲザー」じゃなくて、
「トゥギャザー」なんですよ。
gaじゃなくてgeなのに「ギャ」
yesterdayも、(これは人によりますが)
イエスタ「デイ」ではなく、「ディ」と発音するネイティブもいます。
dayなのに「デイ」じゃなく「ディ」。
これ(dayをデイと読んだり読まなかったり)は、
どこにアクセントがあるかとかにも関わってきますけどね。
ビートルズはイエスタ「デイ」と歌ってますけど
というわけで、けっこう綴り通りに読まない英単語。
ここでは代表的なものを挙げておきましょう。
Colonel
「コロネル」じゃないですよ。
「カーネル」
KFCのカーネル・サンダースは、Colonel Sandersと表記します。
Colonel とは、軍の階級で「大佐」のことです。
ですからカーネル・サンダースは、
カーネル(名)・サンダース(姓)さんではなく、
サンダース大佐ってことです。
カーネル Colonel は南部では名誉称号としても使われ、
ケンタッキー州知事が、サンダースの業績を称えて与えたもので、
彼の本名は Harland Sanders (ハーランド・サンダース/サンダーズ)だそうです。
軍人(階級名)で「サンダース」といえば、
「コンバット」(1962)のサンダース軍曹(ヴィック・モロー)ですけど、
あっちは、Sgt.(=Sergeant) Chip Saunders
で、厳密には「ソーンダース」もしくは「ソンダース」だったことが,たった今判明。
発射装置launcherが、発音に忠実なカナ書きなら「ローンチャ」なのに、
「ランチャー」と言われるのと同じようなもんですな。
「トーピード・ランチャー」(魚雷発射管)はカッコイイが、
「トーピード・ローンチャ」ではサマにならないのが日本語。
サンダー「ス」なのかサンダー「ズ」なのかは、英語読みに忠実なら「ズ」
ですけど日本人は濁音をきらうので、「ス」とするのが習わしなんです。
ジャ「ズ」ミン姫って、なんとなく汚らしくて、
「ジャスミン」の香りが漂わないから、ジャ「ス」ミン姫だしね。
psalm
「プサルム」ではなく、「サーム」
賛美歌とか、聖書の詩篇のことです。
↑聖書の詩篇集
annihilate
「アニヒレイト」ではなく、
「アナイアレイト」
全滅[絶滅]させる,という意味です。
SWには「全滅させる者」の意味で、
annihilator
が名前につくメカがたくさんあります。
そのうちの一つ、
Scorpenek annihilator droidは、
スコーペネック(スコーピネック)・アナイアレイター・ドロイド
となるでしょう。
「なんて読むの?」は、今後シリーズ化する予定です。