やっぱり久しぶりの更新です。
文章を書くことは嫌いではないのですが、「更新しなければならない」というプレッシャーが嫌いで、なかなか手を付けられずにいます。
本当は訪問看護以外のこと、子供と遊びに行ったり、なんてことも書きたいのですが更新できる時間があるのに、それよりも重要ではない事をして逃げてしまう(笑)
そんなことありませんか?
僕はよくあります。
勉強しなきゃならないのに大掃除始めたり、、、
試験が近いのに手のかかる料理をしたり、、、
なかなかモチベーションが上がりにくいのが僕の特徴かもしれません。
小さい頃から重要なことは引き伸ばしてきましたから(笑)
さて、
今日は少し真面目に僕なりの
「訪問看護の視点」
について話していきたいと思います。
すべてのケアは問題点の解決に向けて行います。
しかし問題点の視点を短絡的にしてしまうと
最悪の場合「看護師の自己満足」なケアになりかねません。
特に訪問看護は基本一人で訪問してケアをします。
なので、ケアをする看護師本人が気付けなければ指摘してくれる人はいません。
そのうち利用者からの信頼がなくなり「違う訪問看護に変えてください」と言われるでしょう。
なので、問題解決に向けた訪問看護の視点はとても重要になります。
このブログを読んでいる方は「訪問看護」とは誰がどんな事をするのか理解している人だと思うので、訪問看護についての解説は省略します。
ごてんまり訪問看護ステーションの場合は医療保険での介入が多いため、担当者会議のないパターンも多々ありますが、
一般的に新規利用者が決まるとまずは担当者会議が開かれます。
この担当者会議の中で利用者の問題点を多職種が共通認識していきます。
よくあるパターンとして
利用者にaという問題点があり、介入する各職種がその問題点を共通認識します。
その場合は「問題点はaだ」と認識しているので、その解決の方法として、「aという問題に向けた解決策」になります。
一般的に
①問題点があると認識したら
②解決の糸口を探し出し、
③解決へどのように向かうのか検討する
という流れです。
問題点がわかっているのにその解決に向かわないならそれは利用者にとって悪でしかありません。
看護の世界でも記録の中でSOAPというのがあります。
SOAPの特徴は、単に経過のみを記録していくのではなく、対象者の問題点を抽出し、「S(subjective):主観的情報」「O(objective): 客観的情報」「A(assessment): 評価」
「P(plan): 計画(治療)」
の4つの項目にそって記載していく点にあります。
SOAPを用いることで、対象者の抱える問題点や、治療・援助を展開していくプロセスが明確となり、医療介護のチームにおける情報共有もスムーズに行えるというメリットがあると言われています。
でも、、
そこには俯瞰的に物を見る要素が欠けているんです
問題点がある→認識する→解決策を決定
情報を取る→評価する→計画する
人へのケアはこんなふうに、直線的に行かないのが常ではないでしょうか。
でもやってしまってませんか?
何を言いたいかというと、メタ思考で物事を俯瞰的に捉えると新たな視点が見えてくる可能性がある、と言うことです。
メタ、とは「より上位の」という意味になります。ですのでメタ思考とは「より俯瞰的に思考する」と捉えていいと思います。
では、前に出した
①問題点があると認識したら
②解決の糸口を探し出し、
③解決へどのように向かうのか検討する
これをメタ思考で考えるとどうなるのか。
①問題点があると認識したら
②なぜそれが問題なのかを認識したのか
③誰にとっての問題なのか
④解決の糸口を探し出し、
③解決へどのように向かうのか検討する
特に重要なのは②です。
なぜそれが問題なのかを認識したのか
が俯瞰からの視点です。
人対人のケアにおいては複雑な要素が絡み合います。しかも訪問看護はその方の住み慣れた家に入り込みます。
そのような環境は臨床よりも複雑な問題が累積していることが多いです。ケアや精神面に関する事だけでなく、時間、家族関係、キーパーソンの介護力、金銭問題などなど。
複雑であるほど俯瞰からの視点は重要であり、「なぜそれが問題であると認識したのか」
を問うことで、短絡的なケアによる「看護師の自己満足」を防ぐことも出来ます。
複雑な問題点の性質を抽出して共通概念としてまとめ上げる多職種チームができれば、凄いですよね。
なかなか難しいですが
実はこれ、できる時あるんです。
そんな時はディスカッションも盛り上がり、多職種チームの力も高まるんです。
主治医だけでなくケアマネや薬剤師、SSスタッフや訪問栄養士など、歯車が合うと複雑な問題に俯瞰の視点で捉えてそれぞれが共通認識で目標に向けてケアをする。
何が凄いって、多職種ってだけじゃない、多法人でそれが出来ちゃうんですよ!
気が付いたときは鳥肌立ちますよ。
正直、臨床では困難でした。
1つの病院内のしかもその中の1つの病棟ですら
時間に追われ、業務に追われ、看護師間の共通認識すら出来ませんでした。
そう考えるとやっぱり訪問看護はオモシロイって思います。
訪問は業務に追われないの?については次回お話します。



