今日は本荘市内の居宅介護支援事業所へご挨拶に伺いました。

「お世話になります!ごてんまり訪問看護ステーションです。挨拶に伺いました。」

こう話すと


「あー!岩城町の!
いいトコに作ってくれたなー、ありがとね。」

どちらの事業所でも笑顔で対応して頂き、緊張と不安が少し和らぎます。


そして訪問範囲が由利本荘市全域であることも良かったようです。




そうです



当事業所は秋田市と由利本荘市全域を訪問します。

一番遠くて片道1時間15分。

採算取れるのかと聞かれますが、



「もちろん取れます!」



ただ儲からないだけです!!


儲けは後からついてくるもので、
訪問看護をやる上で、私達のケアをこの地域に還元することが重要だと考えています。


もちろん、利用者にとって近くのステーションがあればそれが良いに決まっています。

ただ、遠くても私達を必要としてくれているなら喜んで向かいたい。


利用者が快適な生活を送るために充実したケアを提供したいと思うのは看護師が皆思うことではないだろうか。


例えば

心不全ならNaとK値から相応のリスク管理が必要になるしニ重負荷への的確な対処が必要になるだろう。じゃあ入浴時の観察項目は?移動時や居室の環境調整はどうあるべきか。

COPDなら副雑音からリスク判断も必要になるだろう。居宅で普段からPaCO2を測定することは困難だがSpO2値と爪や口唇色から予見した対応を取る事ができる。そのために同居する家族へどのように指導するべきか。

ちなみに僕はポリコン(訴えの多い)患者は大好きです。
神経難病に勤務していたことも影響しているかもしれない。
患者が何を求めているのか、
それがいま必要でないにしろ、患者にとっては重要なことが結構ある。

意外と医療職者にとって無駄と切り捨てる部分と患者の求めている部分は乖離があるかもしれない。


僕はその乖離を埋める看護を提供したい。




そういえば、去年の事ですが研修先でとある事業者さんにこう言われたことがあります。

『高い志は利益を下げる。訪看は近くても遠くても報酬は一緒だよ。』と。






でしょうね。




と答えるしかありませんでした。




僕は儲けのために自分達の看護を安売りするつもりはありません。


療養での目標達成に向けてできる限りのアプローチを行い、利用者のできる力を本人やその家族と喜び合うケアを提供したい。

それを必要としてくれるなら片道一時間でも喜んで向かいます。

そこに儲け話が立ち入る隙はないと思っている。





例えば医療連携についてもそうです


事業所との医療連携には双方の利害関係が大きくならないようwinwinの契約が必要になる。
互いに利用者とスタッフの利になるべく、落とし所を見つけて契約書を交わす。


僕が利益度外視の破格値で連携を請け負えば連携先の依頼主さんは喜んでくれるだろう。

もしかしたら「ごてんまり訪看は安くて助かる」と噂を呼んで他にも連携できる事業所を紹介してもらえるかもしれない。





でも本当にそれでいいのだろうか。




医療連携と言えども、一時間あたりの単価は一般的な基本報酬に準ずるべきと思っている。




それ以下の報酬に自分達が妥協してしまったら僕達の事業所のケアは基本報酬以下の物と認めることになる。




それだけはあってはならない。




ケアを通して地域還元が第一。

どこまでも行く。

ただしケアの安売りはしない。





自分達の信念を持たなければ利用者へ還元することはできないだろう。



「感謝」「誠実」「謙虚」

自分で作り上げた重要事項説明書に嘘をつくような事をしてはならない。と思っています。




さて、

本日挨拶に伺えた事業所はまだ予定の半分。

明日も伺います。


居宅介護支援事業所の皆様には本当に忙しいなか対応してくださり感謝ばかりです。



ハーフパンツとTシャツをまくり上げ入浴介助の真っ最中にも関わらずとても丁寧な対応をして下さった方。

会議なのに中座してくれる管理者さん。

事業所の裏の畑がボヤ騒ぎでバタバタする中、来てくれたからと僕のために時間を割いて下さった方。

来てくれてありがとう。と言ってくださる方。






やっぱりこの道に間違いはなかった。

そう思いました。




この人達と仕事ができることを嬉しく思う。



そして
いつか居宅介護支援事業所の方へ

「ごてんまりに頼んで良かったなぁ」と言われるように頑張ろう。



そう思った一日でした