立ち回り、差し合い
●中距離、近距離
この辺りから昇竜拳にも強みが出てくる。こかされたら前ステで一気に近づかれてしまう。
大Pは封印し、中K、小Kでの牽制がメインになってきます。
有能なのは5小Kズーム。硬直8の全体18Fと全ズームで一番軽いので、仮に飛ばれていたとしても対空が間に合う。(発生7+持続4+硬直8-1)
セビに当たっても前ステされたら4F有利(近距離なら投げ確)。セビ即開放や昇竜にも、出がかみ合わない限りあたりません。
ただし、5小K→4中Kを漠然と振っていると、相手がセビ当てを出していたときに、距離によっては4中Kの先端がセビに当たって膝崩れになるので注意が必要。
めくり竜巻と、タイミングずらし竜巻、通常飛び、と色々混ぜて飛んできても、距離に応じて4中Pや膝が機能します。露骨に飛んでくるときは、EXブラストで全落ちさせることもできます。(ちなみに、EXブラストのダメは2HITで合計140、インフェルノは300。2012版は330)
波動セビキャンで近づいてきたときは、ガードしてその後の展開を耐え忍ぶのも大事です。2ゲージ使い、なおかつ前進が成功するかわからない選択なので、リュウ側もそうそうはしてこないはず。
リュウ側が昇竜を出す場所としては、
1 歩きからおもむろに昇竜。
2 ファイアガード後に擦る。
3 対空で落とされたときの着地際。
4 小K等のズームガード後。
5 波動拳をガードされた後。
6 投げをグラップされた後。
7 グラップ潰しの遅らせ昇竜。
8 セビダッシュ後。
9 近距離の攻防中。
10 リュウの屈小Pをガードされて距離が離れたあと、前歩きから昇竜。
他にもタイミング読んで昇竜など上げればきりがないのですが、大まかにはこんなところでしょうか。
1(歩きからおもむろに昇竜)
これは牽制をさせにくくさせるための昇竜。これをすることでリュウの前歩きが通りやすくなりますが、日和らずにズームを振りましょう。びびったら相手の思う壺です。
タイミングをずらすだけですかせるので、「距離が離れる+ズームのダメージ」というリスクを与えれます。
中距離ではファイアを混ぜることによって昇竜が打ちにくくなります。
2(ファイアガード後に擦る)
ズームの重ねが甘くて連ガにならないときに、ズームを狩る昇竜。
ファイアガード→硬直中の相手をズームで押し返す、というダルシムお決まりの行動ですね。
これはしっかりと重ねるか、手を出さなければ相手が自滅するので特に問題にはならなそう。
3(対空で落とされたときの着地際)
その2で書いた、対空後の攻防。ズーム狩りなので、各種手段で対応。
4(小K等のズームガード後)
ワンパターンで連続ズームを出しているとかみ合うので、手癖で振らないように注意。
「小K→中ズーム、大Pズーム」と距離に応じて振るだけではなく、「小Kズーム→前歩きで距離を詰めて再度小Kズーム」といった感じで隙の少ない押し返していくのも必要です。
5(波動拳をガードされた後)
近・中距離でダルシム側が有利になったとき、リバサでズームを振ると昇竜で返さることがあります。
近距離なら問題ないのですが、中距離でズームを当てようとすると、小Kでも発生7Fなので確反にはなりません。相手のぶっ放し癖を確認しつつ、振るのがよさそうです。
6(投げをグラップされた後)
距離が離れ、五分で始まる状況。
毎回小Kズームを振っていると、昇竜を合わされることがあります。要注意。
7(グラップ潰しの遅らせ昇竜)
ダルシムの投げ擦り、遅らせグラップをつぶす手段。
リュウ側にゲージがないときは多用してきません。(ガード後にフルコンボや後ろ投げで距離を離せるので)
ゲージ有り時はセビ滅まで入るので痛い。ダルシム側は毎回遅らせグラップばかりしないで、グラップつぶし読みのガンガードもする、と。
8(セビダッシュ後)
ダルシム側が反応遅れたときに、手癖で攻撃を振ると当たる。
9(近距離の攻防中)
暴れ潰し。
10(リュウの屈小Pをガードされて距離が離れたあと、前歩きから昇竜)
リュウがよくやる行動で、「コパコパやコアで距離が離れた後に一瞬前歩きから屈中P」というものがあります。
グラつぶしも兼ねていることがありますが、この「一瞬前歩き」や「一瞬立ち」がダルシムの4小Kで割り込める瞬間でもあります。
それを分かっているリュウはおもむろに昇竜をかましてくるので、ダルシム側としては「最初の1、2回だけ割り込み、リュウが昇竜を打ちたくなる状況を見せる」のも必要かと思います。
リュウ側としても暴れない相手に昇竜セビを打つのはメリット少ないので、「コパで距離が離れたら暴れる奴」と思わせてゲージを吐かせる、というわけです。
昇竜擦りによく当たってしまうときは、どのタイミングで擦られているのか見極めて、癖を修正してください。
長くなったのでその4へ。