あなたの知らないひとのあたまのなか。 -12ページ目

あなたの知らないひとのあたまのなか。

コピーや企画の仕事をしています。
ここでは主に公募賞の結果を中心にお送りします。


C-1グランプリに、ひさびさに参加しました。

今回のお題は

「梅雨の好感度を上げるコピー」

ジメジメうっとうしくて、洗濯物の生乾きのニオイもイヤ。

そんな梅雨にいいところなんてあるのでしょうか。

個人的に、C1は毎回課題設定が絶妙だな、と。

具体的なモノ(商材)のコピーでないぶん、むずかしい。

でも、バックりした課題が多いから、幅広くアイデアを出す訓練に。

最近は審査員+ゲストの陣形で選考されているみたいですが、

明らかに審査には個人の「好み」が反映されるのも結構おもしろい。

わりとなんでもアリ。でもその中でいかに本質的なコトを押さえるかが大切。

以下、出さなかった案。

実際はもっと考えたと思うけど、消してます。

↓ ↓ ↓

今月のおしゃれアイテムは「傘」。

スペースマウンテン、待ち時間ナシ!

紫陽花に、露。

雨の日は、本を旅する。

恵の雨だ。唐揚げ定食が50円引きだ。

水が降りてくる。

今年もちゃんと、梅雨がきた。

街がシャワーを浴びている。

さんさんと輝くお日様の下で、突然のラブストーリーは生まれそうにない。

たいていのことは、梅雨のせいにできる気がする。

気持ちいい梅雨なんて、気持ち悪い。

雨が降るだけなら、梅雨なんて呼ばない。

↑ ↑ ↑

こうやって見ると、意味の弱いレトリックか、

コピーになっていないメリットの素がほとんど。

まあ、ここからブラッシュアップできたと信じてw

残念ながら、3次審査通過はならず。

結果は去年と同じ2次審査通過止まりでした。

ん~、何かが決定的に足りないんだろうなぁ~。


2次審査に通過していました。

1本。

去年と同じ。

んー。

通過率0.17%の世界。1000本に1~2本。

ある審査員のコメントを読んだら、

「7割のコピーは、みんなが思いつく似たコピー」
「3割のコピーは、共感できないコピー」
「残りの1割のコピーが、人と違う視点があり、共感できるコピー」

みたいなことを言っていました。1次審査時のことですが。

コトバで生計を立てている身としては、なんにせよ1次通過率を上げないと

ダメだな、と思いました。

養成講座で講師が言っていた、

「打席に立ち続けるためには、ヒットを打てなければダメ」

たとえホームランを一発打っても、アベレージが2割とかじゃダメ。

また半月後に、「3次審査」の通過者が掲載されるそうですが。

ん? 3次審査? 

去年まではたしか2次審査通過作品の中から、最終ノミネートが選出されてた。

今年は選考プロセスが一つ増えたんですかね。

ここまで減ってんのに、もう一段階かませる意味あるのか?

よくわからんけど、やっぱり結果はチェックしちゃうんだろうな(笑)