7月号_梅雨の好感度を上げるコピー | あなたの知らないひとのあたまのなか。

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コピーや企画の仕事をしています。
ここでは主に公募賞の結果を中心にお送りします。


C-1グランプリに、ひさびさに参加しました。

今回のお題は

「梅雨の好感度を上げるコピー」

ジメジメうっとうしくて、洗濯物の生乾きのニオイもイヤ。

そんな梅雨にいいところなんてあるのでしょうか。

個人的に、C1は毎回課題設定が絶妙だな、と。

具体的なモノ(商材)のコピーでないぶん、むずかしい。

でも、バックりした課題が多いから、幅広くアイデアを出す訓練に。

最近は審査員+ゲストの陣形で選考されているみたいですが、

明らかに審査には個人の「好み」が反映されるのも結構おもしろい。

わりとなんでもアリ。でもその中でいかに本質的なコトを押さえるかが大切。

以下、出さなかった案。

実際はもっと考えたと思うけど、消してます。

↓ ↓ ↓

今月のおしゃれアイテムは「傘」。

スペースマウンテン、待ち時間ナシ!

紫陽花に、露。

雨の日は、本を旅する。

恵の雨だ。唐揚げ定食が50円引きだ。

水が降りてくる。

今年もちゃんと、梅雨がきた。

街がシャワーを浴びている。

さんさんと輝くお日様の下で、突然のラブストーリーは生まれそうにない。

たいていのことは、梅雨のせいにできる気がする。

気持ちいい梅雨なんて、気持ち悪い。

雨が降るだけなら、梅雨なんて呼ばない。

↑ ↑ ↑

こうやって見ると、意味の弱いレトリックか、

コピーになっていないメリットの素がほとんど。

まあ、ここからブラッシュアップできたと信じてw