このCMはドイツのクリエイティブエージェンシーが制作、
カンヌCM部門で金賞を獲った作品です。
わたしはこのCM,最近見たものの中でも特に優れている
と感じました。
このCMのテーマは、
「当たり前のものの存在感をいかに打ち出すか」
だと個人的には考えています。
そういう意味で、「風」を擬人化した手法は頷けます。
最初は、見ている人の頭の中に「?」が浮かぶわけです。
なんなんだこのCMは、と。
次第に、インタビューの様子からこの男が「なにか」だと気づきます。
おかしい。悪さをしているのに、他人に無視され続けている。
人間ではない…
視聴者の興味をそこまで引きつけておいて、最後には「ああ」
と気づきます。「風」なんだ、と。
このCMの中で、「風」は「悪者」でした。最初は。
日常生活上で、良くない点にのみ注目されいていました。
でも、、、と続くのがこのCMです。
ちなみにこのCMを制作したNORDPOL+という会社自体も面白いです。
企業理念は、「冷たいアタマと熱いココロ」
ふつうっぽいんですが、それをイメージ化したものが。。。
詳しくは、HPのBASISで確認してみてください!