今年は遅くまで暑い日が続いていたので、みかんの色付きが遅いです。いつもなら、運動会前に1回目の収穫をするところ、今年は今日が初収穫です。



 今年は、梅雨の晴れ間もなく雨が降り続き、かと思えば1カ月以上まったく雨が降らず、また梅雨のように秋雨が降りつづけるという異様なお天気。雨の間に農薬がやれず、黒点だらけで見た目が悪いし、日照不足で糖ものっていません。まあ、雨のおかげで酸が抜けて食べやすいといえば食べやすいでしょうか。でも、私は、雨が少ない忽那諸島の、めっちゃ甘くて酸もそこそこある味が濃ゆ~いみかんが大好きなのだ!東京で出まわっている南予のみかんは、みかんの味じゃない。本当においしいものは、地元で消費されるのです。とか言ったら、南予の人の反感を買うかしら。いや、ブランド化してお金儲けできてるのは、生きていく上で大事なことですよ。ただ、味は好みの問題ですからね。

 みかんの色がきていなくて、収穫は私がいなくても大丈夫そうだったので、雨の間に木に覆いかぶさった蔓をのけることにしました。



 つい最近近所のおいちゃんが教えてくれたんですけど、蔓にも効く除草剤があるというじゃないですか!父ちゃんは、知ってて教えてくれなかったみたい。その除草剤がきつくて体に悪いからかな?確かに、私は除草剤をやるときにマスクをしないし、下だけしかはかないカッパも中にしみてくるし、無防備だけれども。でも、同じきつい思いをするなら、ちゃんと結果が出るものを使いたいよ。子供を産む前の女の人には薬やりをさせない方がいい、と思ってるかもしれないけど、それなら大丈夫。ずっと独身でもいいや、と思えてきたし、子供を産めなくてもいいよ、って言ってくれる人と結婚するから。

 両親の老いに、イノシシ被害まで加わって、みかんを植えている畑を続けるか迷っているところ。今年手が回らなかった場所は、もう一年でこんな感じ。放任園ですな。うちは、1年おきにしか石灰をやらないから、来年はやらなくてもいい年。春肥えをやるまでにどこまで持ち直せるか。



 私は飽きっぽいから、一つのことをコツコツやるのがとても苦手。畑仕事は、一日中何日間も同じ作業が続きます。だから、細かい仕事が何種類もわかれているパン屋さんの仕事が天職だと思えちゃう。でも、松山に住んでいながら、仕事が休みの度に島に帰って畑を手伝っている島の同級生の話を聞いて、私もがんばろうと思えたこの間の同窓会。

 こんな景色を眺めながら畑仕事ができるのは、当たり前だと思っていたけど実は贅沢な環境なんだよなぁ。(奥は小富士さん)おやつ休憩の時は、「今日は釣り船が多いねぇ。」とか言いながら、島時間は過ぎていきます。