海洋生物のショッキングな写真から、やたらとプラスチック製のストローが問題になっていますね。
紙製に変えるのは別に勝手にやってくれていいんですけど、私のように度々体調を崩す者としては、折れ曲がるデザインを採用してもらわないと意味がない。ストローの先が折れ曲がるのは医療従事者が考案したそうで、病人には不可欠な機能だ。私も体調を崩してベッドから起き上がれなくなると、布団とベットの柵の間に蓋つきのコップを挟み、折れ曲がったストローで、起き上がらなくとも体の向きを変えるだけで水分をとる。
海洋ゴミは確かに問題で、プラスチック製品も確かに問題だ。しかし、自社製品からプラスチックを排除するだけでは不十分だ。
自治体によって、ゴミの分別方法は様々だ。分別を細かく指定している自治体が、ゴミ処理に対して先進的なのではない。むしろ、その逆だ。ゴミの処理方法として、一番地球環境に負荷をかけないのは、焼却する方法だと何かの本で読んだことがある。燃えるごみとプラスチックごみを分別してゴミ出ししないといけない自治体には、プラスチックを焼却するための温度まで高温になる焼却設備がないのだ。
プラスチックの自社製品だけをやめて良い気になっている企業に、政権は再び法人税を上げて納税させ、全国のゴミ処理施設をプラスチックも焼却できるものに導入したらいい。
小手先だけの方針を打ち出して得意げになっているあちこちの社長の笑顔を見るたびに、腹が立ってしょうがない。確かに、東日本大震災のような大津波が来たら、ゴミ処理なんてしようがなく海に流れてしまうけれど。
最後に、ごみを海にポイ捨てしないように、私たち一人一人の行動がかかっているのは言うまでもない。水質がいくらきれいでも、漂流ゴミが流れついて、片づけても片づけてもきりがない瀬戸内海に浮かぶ我が島を思って悲しくなる。
…とまあ、以前は思っていたけれど。テレビのニュースで、確かトウモロコシ由来?の素材のビニールのようなものがあるらしいことを知った。生活してて思うのは、うちはほとんど自炊だから、食材のパッケージに使われるプラごみの多さだ。日々の生活で、ストローを1ヶ月間使わない時もけっこうある。スーパーのレジ袋は、生ごみを入れるだけぐらいの量しかもらって帰らない。そんな中でストローだけ変えても、果たしてプラごみ全体からするとどんだけ?と疑問に思ってたのだ。ストローだけでもなく、レジ袋だけでもなく、食材や他の品物のパッケージまで全部自然に帰る物質になるのが、そりゃあ1番ですよね。
何より、焼却してCO2が出ると、また温暖化が加速するかもしれないし。