「すぐに教えること」が必ずしも相手のためにならない理由 | インキャ、コミュ障の『負けない戦略』研究所

インキャ、コミュ障の『負けない戦略』研究所

元は超がつくほどのコミュ障、いわゆるインキャ。
対人関係が苦手で、ゲームに走ったり

起業は単騎じゃ無理だと悟り、
「広告」スキルを買われ参謀に。
そんな逃げ症の持ち主。

そんな僕でも、「幸せ」になれる確信を持てた。
体験を交えて伝えていきます。

どうも、しんです。

今回の記事は、

パソコンやITが苦手なクライアントの
広告システムのサポートをした時に、

ある一言を言われて、
「あー、、それを言っちゃうんだ、、」と思わず声が漏れそうになった体験で、
感じたこと、思考したこと、
そして、その後意識していることをお伝えします。

また、なぜそのクライアントがある一言を「発言せざる得ない」状態になってしまったのか、
背景を知ることができました。



教育系の仕事やビジネスに携わっている方なら、
少なからず経験があることでは?と感じています。

ぼく自身も過去にある一言を言い放って、
呆れられたことがある経験なので、

自戒も込めて記事をまとめています。


1.苦手なことに挑戦するとき

誰しもが、苦手なことに挑戦するタイミングがあります。

苦手なことって、
・「うっ」と躊躇ったり
・イヤという不快感な感情が起こったり
・頑張って乗り越えようとしたり

気がつくと、
身構えていたり、
二の足を踏んでいたり、
不安になったり、、、

はたまた、苦手なことは一切やらずに、
得意なことだけをやって、伸ばしていけばいい。

と考える方もいます。


ぼく自身も苦手なことに対峙した時、
「得意なことだけやって、他は人に任せる」
と考えて仕事を振っていました。

今なら痛いほど分かるのですが、
挑戦してスキルや経験を積めるはずだった機会を
みすみす手放していて、
もったいなかったなーと感じています。

 




こと、今回のクライアントの件では、
パソコンやITが苦手なことに向き合ってもらうことなく、
手取り足取りシステムの使い方を教えてしまった結果、

ある意味依存する状態を作ってしまった。
ということです。


本来なら、クライアント自らが問題を解決できるようにするために、
問題解決のための道筋を自発的に立てられる状態にするのが理想です。

だからこそ、「分からない」と質問された場合、
いきなり答えを渡すのではなく、
相手が考える余白を作ることが大切なんだ。と気づきました。

ただ、、クライアントのある一言には、
「うわ、、それを言っちゃうんだ、、」と思わず声が漏れそうになりました。


2.1つ1つ丁寧にシステムのを教えた結果、衝撃の返答

システムの使い方を教えていた時、
クライアントから出た一言が、

「私、全然分からないから手順だけ教えて」

です。



この言葉を聞いて、どう感じますか?



ぼくは、正直に言うと
サポートをそのタイミングで切ろうかと頭をよぎるくらい、
呆れてしまいました。

 



ただ、きっかけを作ってしまったのは、
紛れもなく自分自身です。


伝えたいことがあっても、
思った通りに伝わらない。


問題を解決する自力こそ身につけるのが
遠回りに見えて、近道なのに、
目先の問題を解決することに目を向かせてしまう。


当時は、自分自身の力不足に悔しい思いを感じました。


クライアント自身も、
嫌味であったり、悪気であったり、
一切なく言葉を発したのは理解できます。

なぜなら、「今何をすればいいか分からない」からです。

しかし、「分からない」からと何もを考えず、行動せずに答えを求める姿勢は、
過去のぼくの経験と重なるところがあり、
もったいないーと感じました。


3.学ぶ時の姿勢1つで、結果も過程も人生も変わる

まとめると、
今回の記事でお伝えしたいことは、

「クライアントの一言で失望した」という愚痴ではありません。笑


教える側、学ぶ側それぞれで、
成果を出すため、人生を進めるための姿勢があるよ、ということです。

ある苦手なことにどう向き合うかで、
悲しいかな、人の生き方が恐ろしいほど如実に出てきます。



過去のぼくのように、
苦手なことから向き合わず、人に振ってしまうのは、
自分自身が成長する機会を、
自分自身が無自覚に奪ってしまっています。


長所を極めて、
スキル、ノウハウを武器にできることに越したことはないですが、
スキル、ノウハウを持っているがために、固定観念を持ってしまって、
自分自身の成長を阻害している人を何人も見てきました。

だからこそ、
得意分野だけで自分が活躍できる場だけに閉じこもるだけなく、
苦しいけど、過去逃げてきたことに向き合って、
成長していこうよ。

と自戒を込めて終わります。


今回の記事、少しでも役に立ったなーと感じたら、
ぼくがどんな人生を歩んできて、未来の仲間とこれからどうしたいのか、まとめています。
ぜひ見てくださいね。

ぼくのプロフィールはこちらから

しんの自己紹介


また、日常生活で「仕方ない」と妥協せず、
理想の未来を掴み取るためにぼくたちが何をすればいいか
視点をまとめた記事はこちらです。

「理想の未来を掴み取るために、ぼくたちができること」


日常生活で「人を育てる」際に、時には相手のために
本音を言わざる得ない場面があります。

その時、恐怖や不安を感じる方は少なくないかと思います。
「ではどうすればいいか?」と解決策をまとめた記事はこちらです。

「本音で話すことに対する恐怖の正体」
 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。