BPOとはなにか
BPOはBusiness Process Outsourcingの略ですが、一般的な定義は企業などが自社の業務の一部を外部の専門業者に企画・設計・運営まで一括して委託することとあります。
上記では、あまりイメージが沸かない方も多いのではないかと思います。
実際、世の中で、アクセンチュアやIBM,アビーム等、多くのコンサルティング会社は自社なりに定義しています。業務のオペレーションレベルから、業務改革(BPR)、個別事業の戦略、そして、ITのインフラ整備、戦略性の中にそのBPOの位置づけを決めています。踏み込む度合いには少し差はあるにせよ。
以下は、持論も含まれていますが、
BPOそのものはある塊の業務を外部に出す(アウトソーシング)ことを指しています。これはあくまでもBPOとはなにかという学者的な視点から見ているという話です。
実際の企業にとって、BPOは何を意味すのか
企業にとっては生命線となる価値創造がかならずあると思います。
例えば、ナイキの生命線はなにかというと、広告(マーケティング)でしかない。彼らは広告で他社と確実な差別化を図っているわけです。
ということは、ナイキはマーケティング以外の仕事を外部にすべて依頼しても構わないということです。一般的に企業の生命線をコアとも呼びます。
実はこのコアの認識がどの企業のとってもきわめて重要です。
板倉雄一郎氏が実態の事業に踏み出した瞬間にすでに間違っていたように、
彼(ら)のコアはアイデアを売ることだったのに実態に踏み出したとたん、歯車が狂いだしたのです。
コアの認識はベンチャーにとっては死活問題になります。
このような企業という視点に立ったときに、BPOのその戦略性が明確になってきます。
もちろん、現段階では中国などの地域の賃金差等を利用したアウトソーシングが盛んに行われていますが、それはそれでいいですが、BPOの戦略性を見失うのは日本の企業で多く見られ、発生しているのではないでしょうか。中国の安い人件費を目当てに盲目に進出した日本の製造業からなにかを学べないといけないと思います。
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