次兄の頸部食道がんですが地元の病院から転院して福島県立医大で手術を受けることになりました。

 

各都道府県にはそれぞれ一箇所(東京都、福岡県には二箇所)の都道府県がん診療連携拠点病院があります。各都道府県のがん治療の司令塔になる病院です。福島県の場合はその下に8箇所の拠点病院があります。

それだけ地元の病院では対応できない難しい手術なんでしょう。地元の病院では昨年12件の食道がんの手術実績がありますがすべて胸部食道のようです。

県立医大では昨年28件の実績があります。県立医大の「がん相談支援センター」に問い合わせたところ胸部か頸部の内訳はわからない、ということでした。

 

手術実績の多い東京の病院にも問い合わせてみましたが内視鏡治療と手術の分類はあるのですが胸部と頸部を分類した統計はとっていないようです。

なにせ頸部食道がんは食道がんのわずか5%なのでその点が若干心配ではあります。


ただ、食道がん学会のHPを見ると食道がんの手術のスペシャリストである学会の認定した「食道外科専門医」が福島県全体で二人しかいませんがその二人が県立医大で手術を担当する消化器外科にいます。全国では293名。(2022年度1月現在)

今の所、心配だった喉頭摘出の話はされていないようです。手術実績、人材とも県内ではダントツの病院なので静かに見守りたいと思います。

 

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