ふ11月7日 NHK BSプレミアム「ニッポン知らなかった選手権 冠動脈手術」を観ました。

 

若き心臓外科医達が厚さ0.4ミリの動脈の模型を使って縫合技術を競うという企画です。

審査員席にはベテラン教授たちが構えてモニター越しに採点します。教授たちがどんなところを評価の基準にしているのかが垣間見えます。


どんなところを見ているのかというと


「針先上手く出してるね」

「手は安定しているな。震えはないね」

(外科医とはいえ手が震えることがあるんだ・・・)

早く正確にというのも大事ですが予期せぬ出血などのトラブルがあったときに冷静に対処できるかが評価のポイントのようです。

「おっ、糸が絡まったかな、よし落ち着いてる、大丈夫だ」

実況のアナウンサーがかつての古館伊知郎のプロレス中継のように絶叫するのには笑ってしまった。

「おっと、そこで針を回転させるのか!」「出た!これがスピニング縫合ホールドだ!」

「おお!ニヤニヤ審査員席、リモートでつながった医師たちからどよめきの声が漏れます。

番組を観ていて6年前の手術前のカウンセリングルームでの執刀医との面談を思い出しました。(次回に続く)

 

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