「新しき胃管をアイス通り抜け」 もんど
食道がんの手術をして退院したのが5年前の5月。退院して1~2ヶ月はカメラの三脚に栄養剤を吊るして腸ろうで栄養を摂っていました。
栄養士さんからは「もんどさん、この栄養剤があれば栄養失調で死ぬことはありません。しばらくの間、食事は栄養のためじゃなくて嚥下訓練だと思ってアイスでもプリンでもなんでもいいからチャレンジしてください」と言われていたので恐る恐るアイスクリームを口に入れてみました。
すると、冷たい固まりがやっとこさノドを抜けると、すごいスピードで胸を下り下っ腹に落ちていきました。
胃が袋から管になったことを体感した瞬間です。
胃袋としての機能が戻ってきたのか2~3年経った頃からはこの感覚は消えました。
アイスを食べる度にあの感触を思い出します。
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