「菜の花や長生きしそな予感する」 もんど
春先、車を走らせていると河原はもちろん橋の下、中央分離帯のわずかな隙間などいたる所に菜の花が咲いています。
この河原は去年の台風19号で氾濫し決壊しました。濁流が種子を運んでくれたんでしょうね。
去年の秋には、この河原にはセイタカアワダチソウがビッチリ茂っていました。春は主役交代で、菜の花のワンマンショーです。
がんサバイバーからするとセイタカアワダチソウががん細胞ならこの菜の花はそいつらをバクバク食べてやっつけてくれる免疫細胞に見えます。
所構わず傍若無人とでも言ったらいいのかすごい生命力です。
数年前に「置かれた場所で咲きなさい」とかいう題名の本が評判になったことがありましたが、菜の花からはどこに置かれても咲いてやるぞといったたくましさを感じます。
自然界の回復力はすごいですね。きっと人間の体にも同じようなメカニズムがあるんでしょうね。
「菜の花の昼はたのしき事多し」 長谷川かな女
「菜の花といふ平凡を愛しけり」 富安風生
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