写真は元旦の朝日新聞の特集記事です。今年活躍が予想されるスポーツ選手を取り上げていました。その中の一人が陸上のハニーブラウン選手です。
この記事を読んでどうにも納得できなくて64歳にして初めて新聞に投書しました。どうやらボツになったようなのでブログにアップします。
日本陸連はメダル獲得の可能性の高いリレーに注力するために東京五輪では100メートル、200メートルのダブル出場を原則認めない、との方針を出したことについて両種目での活躍が期待されているハニーブラウン選手は「両種目でメダルを取るために練習している。リレーは二の次」と語り悲しそうだった、と元旦の本紙朝刊は伝えています。
この陸連の方針には納得がいきません。ハニーブラウン選手に限らず、実力で両種目の出場権を獲得した選手には堂々と五輪の舞台で走ってもらいたい。そもそもこんなことがまかり通るなら代表選考会の意味がなくなってしまいます。
メダル獲得も大事ですが、私達が見たいのは選手たちがより高みを目指してチャレンジする姿です。
日本人の選手が100と200の決勝に進み、その勢いでリレーでも優勝争いをする、そんな夢のようなシーンを見てみたい。
陸連はあくまで「選手ファースト」の姿勢で選手のサポートに徹してほしい。
がんを経験するといのちには締め切りがあることを否応なく突きつけられます。同時に、だからこそなのか才能が花開き眩しく輝ける時間はほんの一瞬なんだということも意識させられます。
この才能あふれる若者がとてつもない壁に挑むチャンスを摘むようなことはやめてほしい。
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