検査が目的になってはいけない。検査によって自分の弱点を知り生活習慣を変える契機にするんだと「いい加減」の鎌田實先生は言います。
「検査なんか嫌いだ」 鎌田實 集英社刊
そもそも体の異常や病気を早め早めに見つけるのが検査だから、「異常なし」を喜ぶよりも「異常あり」をよろこんだほうがいい。つまり「病気が深刻な状態にまで進行する前に見つかってよかった!」と考えるべきなのだ。
検査結果が芳しくなかったときの心理は、自分で悪いことをしたとわかっていることを見つけられてしまった反抗期の少年みたいなものなのだ。自分で現実を受け止めて、生活習慣をほんの少し変える。行動変容がだいじなのだ。検査データで一喜一憂しないこと。生き方や生活の仕方を変えるチャンスだと思えばいいのだ。
そこで私は何を変えよう。とりあえず甘いお菓子を控えよう。冷静に考えてみればダンピングも今はほんとに落ち着いた。
ただ、退院直後のひどかったときの記憶が残っていて「おっと、ダンピングだ、低血糖だ!」と羊かんをムシャムシャ食べているから尿糖が出てくるのだ。
実際は低血糖になどなっていないのかもしれない。ちょっとしょっぱいせんべいでもかじってみよう。
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