さて本日は、マッサージを行う上での
注意点をお話したいと思います。
大きく分けて、
・こんな時は避けましょう!
・マッサージを進める上での注意点
・オイルを使う場合の注意点
の3点についてお話いたします。
「こんな時は避けましょう」
○赤ちゃんの状態○
①予防接種後24時間以内
②発熱している時
※解熱後24時間以内も含む
③湿疹が化膿している時
④嘔吐や下痢をしている時
⑤ウイルス性の疾患に罹っている時
⑥普段より体調や気分がすぐれなさそう
に見える時
○お母さんの状態○
①心配や不安がある時
②いらいらしたり、気が立っていたり
する時
③睡眠不足で体調が悪い時
以上の時にはマッサージを避け、体調が
回復してから行いましょう^^*
「マッサージを進める
上での注意点」
①マッサージの途中で赤ちゃんの機嫌が
悪くなったり、泣き出したりしたら、
すぐにマッサージをやめて、抱っこを
してあげましょう。
※少しミルクを飲ませてから、マッサージを
するようにしましょう。もし、たくさん
飲ませたり食事をした時は1時間以上
待ってから行いましょう。
②必ず声をかけながらマッサージする
・ベビーマッサージは、赤ちゃんと
お母さんのコミュニケーションを図るための
ものでもあります。目を合わせて赤ちゃんの
名前を呼んだり、話しかけたりしながら
マッサージをしましょう。
・声かけが難しい時は歌をうたったりして、
とにかく無言はさけましょう。擬音語を入れて
リズムを取ったり、かけ声をかけるのも◎^^*
・マッサージを始める前には「さあ、
始めようね」など、赤ちゃんに一言かけて、
笑顔でマッサージを始めましょう。
いつも同じ言葉をかけていると、
赤ちゃんも「これからマッサージが始まる」と
わかるようになってきます。
以上が注意点です。赤ちゃんもお母さんも
楽しい時間としましょう♪
「オイルを使う時の注意点」
・オイルを赤ちゃんの体につけても大丈夫か
どうか、必ずパッチテストをしましょう。
※パッチテストのやり方※
①オイルを少量指先につけ、腕や太ももの
内側などの柔らかいところに10円玉位の
大きさで塗る。
②そのまま15~20分程反応を見て、肌が
赤くなったり、湿疹ができたりして
いなければオイルを使っても大丈夫。
③湿疹が出た場合は使用を中止し、
ぬるま湯などで洗い流す。
・オイルはキャリアオイルと呼ばれる
100%天然のオイルを使用しましょう。
(例)
スイートアーモンドオイル(ナッツアレルギー
に注意)
ホホバオイル
セサミオイル(ゴマアレルギーに注意)
グレープシードオイル
マカデミアンナッツオイル
・キャリアオイルは、酸化しにくいもの、
不純物がなるべく含まれていないもの、
紫外線吸収率がひくいものを選びましょう。
・ブレンドして使用しないようにしましょう
・冷暗所に保管し、開封したものは
使用期限に関わらず、早めに
使い切りましょう。
・1回のオイルで大さじ1杯ほどを
使用しましょう。
・両手で擦り合わせ、温めてからゆっくり
全身に塗布しましょう。
・足りなくなったら、同じ要領で
温めてからつけ足して使いますが、
終わった後に残ったオイルはボトルに
戻さないようにしましょう。
長くなりましたが、特にパッチテストは
とても重要です。必ず行うようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
文章にすると長くて読むのは大変かと
思いますが、とても大事な事なので、
しっかり注意点を守ってマッサージを
行うようにしましょう!
次回はマッサージの基本ポイントに
ついてです!
姿勢や手の使い方、回数や時間についてお話
したいと思います。