こんにちは!
いつもはニューヨークから、
画家の千寿です。
(プロフィールは、こちらから)
3月6日木曜日。
数日ぶりに雨があがった
高松。
「お金よりチョコレートちょうだいよ」
インドではたくさんの子どもたちが
お家がなくて
路上生活をおくっています。
デリーから車で約4時間ほど南へ行った古都、
ぴんくシティーと呼ばれる
ジャイプールのお寺で
しばらく創作をしていたときのこと。
創作が終わり、
車に戻る途中で
土ぼこりで茶色くなった
うすいペラペラの生地を身につけた
小さな男の子が追いかけてきました。
6、7歳くらいでしょうか、、、
ずっとずっとそばについてきて
しばらくは何も言わずに
ただ横についてきていたのですが
駐車場にちかづいたとき
両手を出してジェスチャーしてきたんです。
わたしは
一度、バリ島の小さな島へ行ったとき
ひとりの子どもから
カイのネックレスを買ったら
その小さな女の子が何かの合図をして
すると
四方八方から
数十人の子どもたちが
でてきて。
みんな楽しそうに
わたしの首に
カイのネックレスをかけてきて
大騒ぎになり。笑
結局、一列に並んでもらって
その場にいた全員のネックレスを
買った経験があるんです
この経験から
ひとりから何かを買ったり
わたしたりしたら
みんなに囲まれる!っていう
勝手な思考が生まれていて。
で、
そのずっとついてきていた
男の子も
胸が痛みながらも
ずっと目を合わさずにしていたんですね。
でも、
何かやっぱり心が
無視できず、、、
車に乗る直前に
お金を渡しました。
すると!
意外な言葉が
かえってきました。
「チョコレート」
どこか遠慮がちな小さな声で
でも切羽詰まったような
心からしぼりだされた声で、
チョコレートが欲しい、って。
あ、、、、そうか
彼が欲しいのはお金じゃなくて
チョコレート。
今、この瞬間
すぐにしあわせを感じることができる
チョコレート。
ごめんよ、
チョコレート、、
持ってなかった。涙
20年くらい前、
カンボジアへ行ったとき
今度、カンボジアへ戻るときは
1ドル札をいっぱい持ってきて
直接子どもたちに配ろう、って思ったことを
思い出した。
なんて傲慢で
なんて自分のことしか
考えていなかったのだろう
深く反省しました。
今日も朝から
わたしは男の子が欲しかったチョコレートを
暖房のきいたあったかくて
心地のいいお部屋でいただいている。
彼が欲しかった
貴重なチョコレート。
たとえチョコひとつでも
決してあたりまえじゃないんだよ、ね。
今日もあの男の子が
そして世界中の子どもたちが
無邪気に
子どもらしい時間を過ごせますように。
今日の1日に感謝して
愛を送りたいと思います。
最後まで読んでくれて
ありがとう❤️❤️❤️❤️❤️
だいすきです!
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