こんにちは!
ニューヨークから千寿です。
(プロフィールは、こちらから)
9月27日火曜日の朝を迎えたマンハッタン。
晴れ。
きのうはスタジオにお客さまがきてくださり
こちらの作品をお選びくだいました♡
ありがとうございます!
数日まえに、、、
チェルシーフリーマーケットで
日本語を英語に訳したお礼にと、
1枚の写真をいただいたと書きました。
誰かわからないけどいただいた〜って
ブログに書いて、
フェイスブックに投稿したところ
友人が正体を教えてくれた!!!
彼の名前は、トミー。立石斧次郎さん。
幕末、1860年に
勝海舟や福沢諭吉らとともに
遣米使節団の一人としてニューヨークにやってきた
最年少の彼。当時、17歳。
37日かけて太平洋を横断し、
サンフランシスコへ。
その後、最後がニューヨーク。
アメリカですっごい大人気になって
トミーっていうニックネームで呼ばれ
アメリカ人女性たちを
熱狂させたそうで、
追っかけ回されたり
熱烈なラブレターを渡されたり。笑
私の手元にやってきた小柄な出で立ちの
写真の男性は、
今から160年以上も前に
アメリカ人女性を熱狂させた
日本人男性だった!
こんなに有名なら、
彼のことをご存知のかたも
いらっしゃいますよね、きっと♡
4日間の滞在で、2回のパレードがあり
ニューヨーカーたちは、日本からやってきた侍を
一目見ようとパレードに押しかけ
街が湧くほどだったのだそうです。
160年前に日本から17歳の青年が
アメリカ人女子たちに追っかけされ
彼の写真も、
今の人気アイドルと同じような感じで
ファンたち売られていたのですね♡
その1枚が
私の元にやってきた
トミーのお話を知らなかったら
ただのお侍さん???の写真だったけど
友人が教えてくれた
160年前のストーリーを知ったら
ただの写真ではなく、
写真の中で
時が動き出した感じに見えてくる。
私たちの生活の中に溢れているものやこと。
その一つ一つにもストーリーはある。
背景の
物語を知るって
わくわくしますね。
渡米使節団とは別にその後、
渡米実業団が1909年にニューヨークへ
渡っています。
渋沢栄一が団長、
トーマスエジソンなどとも面談して
政治や経済、社会福祉、教育など
米国社会を体感し
日本に帰られた。
その中のメンバーのお一人、
中野武営さん。
私のお客さまの
ご先祖様です。
ちょうど今、
11月13日まで
金沢能楽美術館で
特別展が開催されています。
紅葉の秋。
金沢へ出かけて
歴史に触れるというのも素敵だなあ♡
時代を超えて
触れる
感じる
つながる
世界が一気に深く
広がりますね
今日もブログを読んでくださっているあなたが
元気でありますように
ニューヨークから、愛とエールを送ります
*発売中の電子書籍です♡
“Blue Earth”
わたしたちのあおい地球
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大森千寿・原画
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