こんにちは！
ニューヨークから千寿です。
（プロフィールは、こちらから）
2月13日土曜日の朝を迎えたニューヨーク。
くもり。
しずかな土曜日の朝。
去年の今頃はまだ
いつものノーマルな生活だったなあ。。。
あれからはや1年がやってくるんだ。
きのうはアッパーイーストにある
ギャラリーへいってきました。
目的は、大好きなマークロスコの
原画をみるため。
ギャラリーは、いま、予約制になっていて
だれもいない。。。
たったひとりで
ロスコをひとりじめ。
自宅からこんなに近くで
ロスコの原画をすぐにみれる
いまの環境が
どれほどありがたいのか
噛み締める。
あり得ないじかん。
彼がこの世にいなくても
彼の絵のまえにたてば
彼のエネルギーを感じることができる。
生の作品に触れると 時空をこえる。
ときには作者と時空をこえて
対話ができる。
ときには絵そのものと
対話ができる。
つながれる。
そして、
作品から発せられるエネルギーを介して
自分自身とつながる。
なんてダイナミックなことなのだろう。
わたしは、
人生にヒントがほしいとき
悩んだり迷ったりしたとき
大好きな画家の作品に触れる。
彼らの作品のまえにたって
座って
深く、対話する。
瞑想する。
瞑想するというか
勝手に瞑想状態になってる。
じぶんでは気づいていなかったような
感情や思いが
溢れ出て
心が動き出すときもあるし
静かに静かに
大きな海で浮かんでいるみたいに
ただただ癒されるときもある。
わたしにとって
お気に入りの画家
大好きなアーティストの作品に
触れるということは
生きる上で、何よりの薬だ。
それをおしえてくれたのは、
小学生のとき
通っていた絵画教室の先生だ。
ある日、先生が完成したばかりの
100号ほどの大作をみせてくれたことが
きっかけだった。
日々の生活の中で
ことばにできないもどかしさだったり
不安や恐れだったり
先生の1枚の絵をまえにして
浄化されたのだ。
そのときの衝撃はいまでも
忘れられない
わたしの原点。
1枚の絵のもつ
パワフルさを思い知らされた
生まれて最初の出来事だったなあ。
また、生きるチカラをもらった。
作品づくりの
情熱がわきあがってきた。
今日も、ブログをよんでくださっているあなたが
元気でありますように
ニューヨークから愛とエールをおくります
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