こんにちは！
ニューヨークから千寿です。
（プロフィールは、こちらから）
今朝は、雪で真っ白の銀世界の
マンハッタンです♫
エンパイアステートビルも今日は見えず。
昨夜は、ニューヨーカーの友人から
面白いテキストが届きました。
街のあちらこちらで売られている
クリスマスツリーの生木。
友人がソーホーを歩いていて
路上でふと値段をみたら、
なんとっ！！！
1本、$6500で販売されていたそうで。
$6500といったら、日本円で70万円ちょっと。
これから約1ヶ月飾って
その後は捨てられてしまうツリーに
70万円の値段がついて
ソーホーではふつうに路上に売られているという。
先日の、25セントのバナナが
アーティストの手によって
1300万円に変わったように
ものの価値とは、本当におもしろいなぁ、、って
まじまじと考えさせられます。
面白い世界です。
先日、友人宅で
日本とアメリカの違いについて
話題があがりました。
彼は、ニューヨークでビジネスを経営している
ニューヨーカー。
日本ともビジネスのやり取りがあるそうで
日本の会社を買収して欲しいという依頼も
あるのだけれど、その際に、
ビジネスに対する重要点が違っているって
話していたんですね。
それは、
日本では、創業何年とか今までたどってきた
歴史（いわば過去）を気にしたり、大事にされる。
でも、アメリカでビジネスをするうえでは
それは通用しない。
「なぜ、それ(商品)を買う理由があるのか？」
これが大事であって、ビジネスの考え方に
大きなちがいがある。
そう、話していました。
あくまでも、彼の見解ですが
なるほど〜、そんな意見もあるんだなぁ、って
思いました。
過去ではなくて、未来を重視。
だから、アメリカンドリームみたいなことが
この国では、実際に起きたりするんだなぁ。
この話を聴きながらふと思ったことがあって
お仕事がおわると、日本では
「おつかれさまでした」
と、今まで費やしてきた時間に対して
労いのことばをかけるのに対して
アメリカでは
おつかれさまでした、、、というフレーズはなく
「Have a nice evening!」（いい夜を〜）などの
ことばで、
これからの（未来の）時間に対してのことばを掛け合う、、、
ということ。
偶然かもしれないけれど
彼の言ったひとことでそんなことを思いました。
いろんな人が世界にはいて、
ひとそれぞれに意見や考えを持っている。
自分とは違った国や業界で生きている人たちの
話を聴くのって、今まで気づかなかった
新しい発見がいっぱいです。
やっぱり、人と触れ合うことって
自分の世界を広げてくれる宝物だなぁ。
今日も、特別な1日。
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