空と風と川の流れを. -31ページ目

空と風と川の流れを.

 空と風と川の流れを求め,素の自分を表現できたら良いなと.

 ほんと、このソニーα5100というカメラは楽しい。なにが楽しいかよくわからないが、少なくとも小さいサイズで持ち歩くのにもコンデジのように手軽で、レンズ交換もできるので思い通りの画角で撮れるしボケも得られる。

 このカメラを入手する前はソニーα7R2か富士フィルムX-pro1を使っていたが、どちらも手軽な大きさとは言えないし重い。家の中でスマホのように手軽にというわけにはいかない。

 自分は50mmのレンズを最も多様している。以前よりこの50mmばかり使っているのでそれ以外のサイズのレンズは慣れていないのでどうも苦手である。α7R2にはFE 50mm F1.8という最も安い、いわゆる『撒き餌レンズ』と呼ばれるものをメインで使っているのだが、α5100はAPS-Cサイズのセンサーなので35mmのレンズが50mmに相当する。このα5100をを買ったときに35mm F2.8 Zeissというレンズも同時に買った。いいレンズだというのはわかっているのだが、FE 50mm f1.8に慣れてしまっていたのでどうもしっくりこない。というわけで、結局APS-C機専用のE 35mm F1.8 OSSというレンズを買ってしまった。

 やっぱりしっくりくる。

なるほどFE 50mm F1.8と雰囲気がよく似た写真が撮れてくれる。

なんか、このα5100一台でええやん、とさえ思ってしまう。欲をいえば、もう少しぎらぎらとしていなくてソフトな感じが好みのだが。ブラックミストフィルターを試してみるか。

 

 昨年の11月に、日本にいる姉から一枚の画像が送られてきた。古い写真をスマホで撮影したもの。

 写真に写っているのは左から母方の祖母、真ん中が母、そして右に父。おそらく昭和41年か42年の正月に撮影したものだと思われる。母は振袖着ているので結婚前なのだろう。どこで撮影されたものだろうか。母の地元なのだろうか。父母とも23歳か24歳。ということは、姉も自分もこの世にはまだ生まれてきていない。そして、この写真に写っている三人はもうこの世にはいない。

 

 この写真が送られてきてからしばらく、数分、いや数十分はじっと見つめていた。

 母は今から33年前、父は8年前に世を去った。もう随分前に話だ。最近になってこの写真があることも知らなかった。この写真は確かに両親は存在した。改めてそのことを思わせてくれる。

 この写真一枚でいろんなストーリーが想像できる。

 結婚直前の正月に、母の実家に新年の挨拶に来た新婿の父、それを出迎える祖母、これから初詣でも行くのだろう、あるいは近所の親戚への挨拶か。母を見守り寄り添う祖母、少し緊張気味の父。そんな感じだろうか。この二人にも幸せに満ちた結婚前の時期があったのだ。

 僕を産んでくれてありがとう、という気持ちになる。そして、あの世の母と父、祖母も、安らかでありますように、そんな気持ちになってくる。

 不足、不肖の息子で申し訳ない。

 

 

 このソニーα5100を入手してから9日。集中的に使ってみた。

 

【良い点】

 なによりも軽いし小さい。α7R2と比べると同じミラーレスカメラか?と思うほど違う。まったく別物、という感じ。

 軽量で小さいので散歩カメラとしても適していると思うし、コンパクトデジタルカメラと同様の感覚で使える。

 画質は十分。iPhone 12 proの画質とは深みが違うというか。そこはさすがカメラ専用機だと思う。

 

【悪い点】

  一番不便だと思った点は、ユーザー設定を記憶できないこと。好みの設定を記憶できないし、変更する必要があればいちいち設定を変更しなくてはならない。これはかなり面倒くさい。

 次に、APS-Cセンサーだから仕方がないのだけれども、やはりa7R2と比べるとボケ感を得るのが難しい。使うレンズにもよるのだが、35mm F2.8の絞り開放で撮ったところ、もう少しボケてくれたらなぁと思うことが多い。キットレンズの16-50mm F3,5-5.6では望遠側開放で最短距離で焦点を合わせるとようやくそこそこのボケが得られるが、それなら使いにくいだろう。

 これだけの軽量、小ささであればα6000シリーズにすればよかったと少し後悔した。

 

 はやく春が来て、釣り場で使ってみたいところ。