梅しごと2017⑥~梅は干してはじめて梅干になる~ | 片道切符(仮)

片道切符(仮)

断捨離中ときどき手作り石けん

2017年は梅雨明け宣言があっても曇りの日が多かったので梅を干すのが遅くなってしまいました。

 

梅は土用の日(2017年は7/19~8/6)に干すといいそうです。

 

今まで梅雨の晴れ間を狙っていましたが、天候を気にしなければならないのでこれからは完全に梅雨明けした日に干そうと思います。

 

ただはちみつ梅干だけは減塩なので常温で保管するのがちょっと心配なため晴れ間を狙って干しました。

 

梅は干して初めて梅干になります。

 

スーパーで売っているお安い梅干は外国産の梅を調味液に漬けて乾燥させたものがほとんどです。

 

自然食品店やデパ地下で売っている梅干は高いですよね?

 

健康のために食べるならちゃんと選んで買うか、自分で漬けましょう。

 

ちなみに自家製で梅干1kgの費用は

梅 1kg 500円

塩 150~200g 100円

赤紫蘇 1袋 400円

なので大体1000円ぐらいですね。手間暇考えると買った方が安いかもしれません。

(赤紫蘇を入れなくても作れるので白梅干なら600円ぐらいです)

 

梅も直売所などではもっと安く買えるかもしれないし、スーパーではLLサイズしかなくて980円ぐらいだったり…。

 

さて、梅干を干すときに迷うのがどうやって干すのか。

 

調べた限りでは基本的に太陽に当てるのですが、

 

① 三日三晩干す(夜は取り込む)

 

② 三日三晩干す(一度梅酢に戻して再び干す)

 

③ 三日三晩干す(一晩は夜も干して夜露にあてる)

 

④ 三日三晩干したものを再び梅酢に戻して半年後ぐらいに再び干す(数年寝かせた味になるそうです)

 

どれがいいのかさっぱりわかりません。

 

梅酢に浸すのもさっとくぐらせるだけと一晩入れて次の日に取り出すとかいろいろあります。

 

梅酢に戻すことによって風味がぐっと良くなるそうですが、

 

ここで魔法の言葉

 

「好みです」

 

つまりお好きなように…。

 

梅酢に戻すのも手間だし、夜露にあてると言っても我が家は住宅街。

 

コンクリートに囲まれて夜露なんて関係あるのだろうか…。

 

全く干さず梅酢に漬けたまま保管して食べる方法もあります。

 

その場合は「梅漬け」と言います。地域によっては「どぼ漬け」?

 

天候が悪い地域ではそうやって食べるそうですが、これはこれで美味しいそうです。

 

 

めんどくさくてきれいに並べるのは諦めました…。

 

薄い色のザルを使ったら梅酢で染まってしまったのでやっぱりクッキングシートを敷いた方が梅もくっつかないし、ザルを洗うのも楽です。

 

梅酢から直接取り出すとべとべとだし、一回ザルで梅酢を濾した方がいいのかなと思いつつ、ずぼらなのでそのまま取り出して干しました。

 

そしてまた迷うのが保管方法。

 

基本的にはそのまま干したものを保存容器に入れておくわけですが、私はしっとりした方が好きなので梅酢を浸す程度入れておきます。

 

すぐ食べる分は乾燥させたまま保管します。

 

梅酢に漬けて保管するのってどうだろうと思っていましたが、

 

典座ネットブログさんでは一度干した梅干しは梅酢に戻して保管してるとのことで安心して梅酢に突っ込んでいます。

 

干したのが好みであればまた干せばいいそうです。

 

梅干は3年目から薬効が出るそうなので1kgだけ塩20%で作って3年間保管しています。

 

これも乾燥させてたまま保管した方がいいのか、梅酢に漬けたままでいいのか迷うところですが今のところ梅酢に漬けたままでもカビなどなく保管できています。

 

梅の副産物、梅酢。

 

 

今年は白梅も作ったので白梅酢と赤梅酢があります。

 

紫蘇が結構高いと思っているので別に赤くする必要はないのかなと思うのですが、やはり赤い方が美味しく感じますよね。白梅干しの方が安く作れるので今後は半々にしようかな…。

 

梅酢を使ってあれを作ります。それはまた次回。