マラソンに踊らされる。~南部鉄器の鉄瓶~ | 片道切符(仮)

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断捨離中ときどき手作り石けん

ずっと鉄瓶が欲しかったんですが、

 

物産展か何かで見たとき確か1万円以上だったんですよね。ケトルに1万円はちょっと贅沢だなぁと。

 

しかし、高い高いと思っていましたが、探せば5千円ぐらいで買えるものもあったので思い切って買ってみました。楽天マラソンだし(笑)

 

楽天マラソンという購買心理にしっかり踊らされてます。

 

なんとなく昔から欲しかったのですが、購入を決めた理由は白湯を美味しく飲みたいから。

 

毎朝、白湯を飲むようになってからだんだんとお湯が甘く感じるように。

 

そんな時、電気ケトルで沸かしたお湯を飲むと、不味い…。

 

電気ケトルではお茶用で基本的に白湯では飲まないけどこの不味いお湯でお茶飲んでるのかぁ…と思ってしまったらもう電気ケトルが嫌になってしまいました。(といっても便利なのでまだ使っていますが)

 

電気ケトルと出会ったのは10年以上も前(!)のイギリス。当時日本にはありませんでした。(海外旅行用のトラベルケトルは売っていたような…?)

 

お茶の国、イギリス。どこの家庭にも電気ケトルはありました。

 

当時「欲しいな~。でも日本じゃ電圧が…」と思って買わずに帰国。

 

日本では売ってもいなかったのに、いつの間にかどこの家庭にもティファールの電気ケトルが普及してる。

 

はじめて売ってるの見たときはびっくりしたなぁー。いつの間にこんなに日本全国に浸透したのか。

 

電気ケトルって便利。

 

だけど、まあ、電気で沸かしてるし美味しくはないんだよね。

 

西洋かぶれ(?)みたいな感じで使っていましたが、美味しくないので思い切って南部鉄器に切り替えました。

 

鉄瓶といえど、安いものは中国製もあります。

 

壊れることもなさそうで半永久的に使えるので日本製で飽きないデザインを選ぶことに。

 

はじめはザ・鉄瓶デザインのこれにしようかと…。

 

 

アラレ、昔ながらのデザイン。

 

飽きがこなくてよさそうと思いましたが、表面のイボイボがあまり好きじゃない。

 

かわいいデザインもたくさんあります。

 

 

しかしデザインの可愛いものはお高い。

 

あと値段が高くなるほどサイズも大きくなります。

 

南部鉄器は重いので大家族でもないかぎり急須サイズの方がよさそう。

 

水を入れるとさらに重くなるし、熱くて危険だし。

 

フランスで人気という南部鉄器のカラーポット

 

いろんなカラーがあって可愛い。限定もあって物欲を掻き立てられる。

 

お値段も安い!けど、基本は急須サイズ。

 

小さくてもいいか、と思いましたが、これはあくまでも急須なんです。

 

そう、急須用は内側がホーロー加工してあるものがほとんどです。

 

直火不可。

 

ホーロー加工してあるから鉄が水分に溶け出すことはありません。

その分お手入れ簡単。錆びたりしない。

 

親切なところはちゃんと説明書きがあります。

 

でもね、でもね、鉄分溶け出さない。直火不可。

 

それってただの重たい急須!!!!

 

南部鉄器のいいところすべてないわけですよ。

 

雰囲気?雰囲気だけ!?

 

2人用ぐらいで直火、ホーローなしもあるけど、あんまり小さいとガスコンロに乗らない場合もあるそうです。

 

あー、これが直火OKのホーロー加工なしだったら…。

 

でもカラー塗装も剥げてくるそうです。再塗装もできるそうですが、そういうメンテナンスちょっと面倒くさいかも。

 

楽天にもカラーポットはありましたが、カラーポットは基本的に直火不可のようです。(カラーが剥がれるからね)

 

なので条件として

もちろん日本製

直火OK(ホーロー加工なし)

一生飽きないデザイン

 

一生使うのだから多少高くてもいいけど、やっぱりスタンダードな形かなぁと散々迷ってこちらを購入しました。てまり0.8L

 

 

 

届きました~。

 

 

はい、散々迷って買おうとしてたもの(上)と違うもの買ってます…。なんでやねん…。自分でも突っ込みましたよ…。

 

サイズ的には0.8Lが良かったのですがどうしてもこっちのデザインの方が好みだったので。形は似てるけど、ちょっと違うんですよ。

OIGEN 千草1.15L

 

 

1.15Lと半端なサイズ。満水1.15Lとのことだけど、実際は満水にして沸かすと吹きこぼれるので1L以下です。

 

 

ちなみに同じデザインで急須用もありますがそちらはホーロー加工されています。

 

急須サイズもかわいい。

 

重たいですが、まあ、見た目通りの重さです。

 

なによりデザインが気に入ってます。コロンとまあるい形。

 

内側はサビやすいのでノータッチ。洗うのもNGでゆすぐだけ。

 

触ると皮脂で錆びるそうです。

 

使い始めは硬水で3回ぐらい試し沸きしてくださいと書かれていました。

 

日本の水道水は軟水です。え?硬水ってあのコントレックスとかちょっとお高い水よね~?

 

…水道水で沸かしました。

 

何度か沸かしてさっそく白湯を飲んでみると、

 

「美味しい」

 

お湯がまろやかになるって聞いてたけど、確かにまろやか。これがまろやかか!!

 

はじめてまろやかという味が分かった!!(笑)

 

電気ケトルの白湯とは雲泥の差です。

 

お手入れも大変かと思ったけど、沸かした直後に空にして蓋を開けておけば余熱で自然乾燥するので簡単でした。

 

あと本体は熱くなるのでミント必須。

 

一生ものなんだけど、老後にこんな重いもの(水が入ってるとさすがに重い)使っていられるだろうか…と不安もありますがなかなか満足のゆく買い物でした。

 

美味しい白湯が飲みたい方におススメです。

 

お茶も美味しく淹れられます。

 

もう電気ケトルには戻れまい。