私が断捨離できるようになった理由。~断捨離にはオークション~ | 片道切符(仮)

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断捨離中ときどき手作り石けん

元々捨てられない性格でした。

 

そもそも壊れてもいないのに捨てるという考えがありませんでした。

 

不用品は捨てるということを教わらなかったので、そもそも捨てるという概念がありませんした。(あ、ごみはちゃんと捨ててましたよ)

 

家族もまた、捨てない人。

 

使う人のいなくなった大工道具、錆びた釘(家族は誰もDIYしない)や昔の引き出物の新品の鍋なんかは存在を忘れていて必要になったら新しいのを買っていた。これらは結局捨てられず、引っ越しという機会で大半は処分できました。

 

引っ越しがなければ捨てられなかったことでしょう。それぐらい捨てることに罪悪感がありました。

 

私がミニマルな暮らしに興味を持つようになったのはきっかけはバックパッカー経験だったと思います。

 

その前に語学留学などでスーツケース1個+αの荷物で1年近くやりくりできていたという経験も大きかったのですが、帰国するとその反動か、貧乏留学で買えなかった・我慢していたものを買ったりしてしまったりもしました。

 

スーツケース1個の荷物のやりくりでなんとかなるのですが、そのかわり毎日のように同じ服。

 

ワンシーズン3パターンですよ。

 

まあ、周りも留学生、持ってきている荷物は少ない仲間なのでよっぽどのオシャレさんじゃなければやりくりもできるし、周りも気にしません。海外へ行くとユニクロのコスパと品質に感動できるようになります(笑)

 

日本へ帰国すると反動で買い物をしてしまうのですが、さらに荷物が少ないバックパッカーに。

 

しかも季節が違う国を移動したりするのでオールマイティーに着まわせる服を厳選。

 

基本的に担ぐので荷物は減らしていかに軽くするかに頭を使う。

 

お土産とかも本当に欲しいものだけを買うか、潔く日本へまとめて送ったり。

 

そんな経験が物の少ない暮らしと断捨離に目覚めたきっかけと少ない持ち物でもやりくりできるという妙な自信を得ました。会社勤めだとさすがに服は減らせませんが、無駄な服は減らすことができました。

 

私が物を捨て始めたのはこれがきっかけです。

 

 

ブログでも一部読めます。(ブログは漫画ではないです)

 

モデルルームのような部屋は驚愕でした。(モデルルームでももっと物があるよ!)

 

震災で家を建て替えて今のようなお部屋に…。

 

シリーズで何冊か出ているので何巻だったか忘れましたがニコルソンさんとまったく同じことをおっしゃっていてびっくりしました。

 

 

同じく地震で家を失ってしまって再び建てることになったときに、

 

「神棚はいりません」と。

 

天災で家を失った人の言葉なので重みがあります。

 

震災と家を建てるのがメインのお話ですが、おばあちゃんは絶対捨てない人なのでそのへんもなかなか面白いです。

 

そんなこんなで断捨離という言葉が広まり出したころから興味を持ちだし、使ってないものを処分し始めました。

 

けっこうある。

 

結局着なかった新品の服。

 

高かったからと大事にしすぎて着なかった服・靴。

 

初めのうちは捨ててしまったのですが、いつしかオークションに出すように。

 

オークション、おススメです。

 

壊れてないけどもう使わない、年齢に合わない持ち物、新品だけど流行外れの服、もらったけど捨てるに捨てれないもの。そういったものをずっと捨てられなかったのですが、オークションだと誰かしら入札してくれるのでたとえ少額でも活用してもらえることで気軽に手放せるようになりました。

 

オークションがなかったらこんなに手放せなかったと思います。

 

ブランドの服は買取サービスで売ったこともありますが、やはり小銭程度にしかなりませんでした。

 

定価5万円のカシミアのコート、買取500円でした。

もったいなくて数回しか着てなくて、型落ちに。

 

服は消耗品ですよ。

 

小学生の時に買ったアニメのCDとか捨てれなかったんですよね。

 

だって当時、小学生にしては高かったんですから。(今でも高いと感じる…)

 

ブックオフでは二束三文。

 

オークションのいいところは、たとえ1円落札でも送料払ってまで欲しいという人にもらってもらえる点です。

 

ここで捨てるつもりだったのに予想外の値段が付いた落札物の紹介です。

 

なかよしの付録!!(もったいなくて使ってない。当時から付録を使ってる女子はいなかったような…。もはやコレクション)

 

懐かしい!!セーラームーンとレイアースのコラボ。

 

子供用でネックレスが超短かかった(笑)

 

引き出しから出てきた一品。存在すら忘れていました。よく残ってたな…。「ええい、捨ててしまおう」と思ったのだけどみんな大好きセーラームーンだったのでひょっとした誰かほしいかな?と10円で出品したら1500円ぐらいで落札されました。

 

捨てなくてよかった。ほしい人にもらって貰えてよかったと思った1品です。

 

 

オーストラリアで買ったバックパック75L。

 

バックパック持ってる人ならわかると思うけど、標準は45~55Lぐらい。

 

75Lって!!でかすぎました。

 

当時無知だったこともありこのサイズを購入。まだまだ綺麗で使える状態、思い出の捨てられない1品。

誰かに使って貰えればうれしい。

 

当時、セールで買ったのだけど、同じぐらいの価格で落札されました。日本には75Lはあまり売っていないようです。オーストラリアの方がアウトドアグッズは安かった。

 

使うつもりだったけど結局数回しか使わずにお蔵入りになったモバイルPC。2~3年保管してたかな。

 

 

ちょうどメーカーがなくなって入手困難になったようで購入価格と同じぐらいで落札されました。

 

このとき、モバイルPCは終焉を迎えていたけど、手に入らなくなったものがほしい人はいるんだなぁと。PC系はコアなファンが多いです。

 

壊れたPCやカセットレコーダーとかでも落札してくれる人がいます。(基本的に捨てるよりましな金額にしかならないけど)

 

そして吉野家の開店記念品(新品)

 

タダでもらったものだけど、ふたつで1500円ぐらになりました。

 

こういうの好きで手放したくなかったのですが、物を減らすために泣く泣く処分。

 

おうちで吉野家気分が味わえます。どんぶりほしい…。

 

変わり種ではお土産品。トルコのチャイグラス。(新品)

 

実はほかにも買っていて多すぎたために一部を出品。

 

こんなん日本じゃ売ってないし、日本で買うと高いし!ってテンションで海外で買ったけど数を買いすぎたり、実際使わなかったものを少しずつ出品してました。(物が増えすぎて部屋が狭くなった)

 

海外で買ったけど結局使わなかったものとかありませんか?

 

喜んでもらってくれる友人がいればいいのですが、そんな都合のいい友人はおらず…。

 

日本じゃ手に入らない&高いものだと捨てたくないし価値のわからない人に押し付けるのももったいない。

 

オークションのいいところはほしい人の元にいきわたるところです。

 

そう思うようになってからは潔く手放せるようになりました。

 

ほとんどが少額にしかなりませんが、捨てるという罪悪感がなくなります。

 

儲けるというより、ほしい人にあげるという気持ちで出品しています。(頂き物(新品)とかは高く売れればいいなぁとよこしまな気持ちで出品してます(笑)この辺のもうけで手間賃±0と思っているので)

 

基本的にヤフオクで出品してますが、プレミアム会員にならないと出品できないのでいろいコストはかかりますが、オークションのおかげで潔く手放せるようになりました。

 

発送の手間もそうですが、通販で送られてきた段ボールやエアーキャプを発送用に取っておかないといけないので、断捨離してるのに捨てるはずの段ボールとか大事に取っておくとかどうなの(笑)この点がネックですね。

 

あと今まで1円でももらってくれる人がいるならいいやと思っていましたが、つい最近からはシステムが変わって最低でも54円かかるようになってしまいました。(これに気づかず10円で出品してしまって赤字になったことも。もともと1円でも赤字だったんですが、ほとんど1円で落札されることはなかったです)

 

少額の落札の場合、発送の手間や梱包代を考えれば捨ててしまった方がいいものもありますが、まあ、リサイクルと考えれば…。

 

 

うーん、落札価格の8.64%かかるけど、不用品を処分できるのでやっぱりオークションって便利。

 

☆追記

※2017年3月から再度変更になっています。落札額に関わらず8.64%