梅しごと2016⑨~手作り梅酒の費用~ | 片道切符(仮)

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断捨離中ときどき手作り石けん

いきなり下世話な話です。


自家製梅酒を作った場合のお値段。


ホワイトリカー1.8L 1200円(最安値で1098円)

青梅1Kg 400円(通常600~900円)

きび砂糖 300円ぐらい(氷砂糖380円)


なんだかんだで一瓶作るのに2000円ぐらい。


梅がただで手に入る人がうらやましい(笑)


手作りって安いからみんな作るんじゃないのー?という定説をひっくり返されました。


手作りだからって安いわけではない。けど市販品よりは安くて自家製というプライスレス。


1.8Lとはいえ、お安くはないですよねー。


紙パックの梅酒が1.8Lぐらいで1000円以下で売っていますもん。


でもね、紙パックのお安いお方って、梅、砂糖以外の味がしませんか?


なんだか後味悪い。妙に甘い。

そう、梅、酒、砂糖以外のものが入っています。


私はあれを美味しいと感じません。


梅、酒、砂糖だけで作れるのになんで余計なものいれるのー!?


もう安い梅酒は買わない。(飲めない…)


自家製梅酒を作るようになってから安い梅酒は買えなくなりました。


チョーヤの本格梅酒は美味しいです。自家製があるのでほとんど買う機会がなくなってしまいましたが。


梅、酒、砂糖だけで作られたものは「本格梅酒」と名乗れるそうです。


買うなら「本格梅酒」を買いましょう。


チョーヤ本格梅酒とは


チョーヤさんはほとんどが本格梅酒だそうです。


ここで、グレーゾーンの梅酒の作り方

この非常にグレーゾーンの梅酒の作り方を知ったのはマドンナの専属シェフをやっていた西邨まゆみさん(マクロビで有名)がインタビューで話されていました。


「マドンナの好みは契約上教えられないけど、すき焼きとかはけっこう作る」

などなど、話された中で、


「みりんで梅を漬けたものを作ってる」(マドンナも愛飲している)


あのマドンナがー!?ということよりもみりんで梅酒がつけられることにびっくり。

そう、みりんもアルコール。


安いみりんは例のごとく調味みりんです。


三河みりんなど必ず「本みりん」を。(マドンナの梅酒も三河みりんだったはず)


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三河みりんはちょっとお高いけど、他の「本みりん」でもうちょっとリーズナブルなものもあります。


漬け方はみりんと梅だけ。


分量はホワイトリカーで作る場合と同じ。


違うのは砂糖を入れないこと。


みりん自体、甘いので必要ないそうです。


砂糖を使わないので1.8Lで1000円ぐらいの本みりんで作ったらホワイトリカーで作るよりリーズナブルですね。


ホワイトリカーに劣らず美味しいそうです。


私も以前、少量作りました。(グレーゾーンと知らずに…)普通の梅酒と言われれば気が付かないかも。


どちらかといえば甘め。でも優しい甘さ。


確かに体に優しそう。


ただ、三河みりんがお高いので1度しか作ったことがないです。


なぜこれがグレーゾーンかというと、みりんはアルコール15%ほど。


はい、酒税法違反になります。


20%以下のアルコールでつけると酒税法違反になります。


マドンナのみりん梅酒は英国で作っているのでたぶん問題ない。(英国の酒税法までは知りません)


グレーゾーンなのは20%以下という点と、梅が発酵して度数が高くなるそうです。(NHKでもうっかりみりん梅酒の作り方を放送してしまって取り消してます。検索してみてね)


しかし、グレーゾーンの作り方があるんです。


梅をアルコールで消毒して漬ければ発酵しないだろうからたぶん大丈夫…らしい。


…これ、OKなのだろうか?


まあ、個人で作って個人で飲むぐらいでは摘発されることはないでしょう…。密告されなといいけど(笑)


普通の自家製梅酒も家の客人にふるまうのはOKでもあげるのはNGとか。


居酒屋なんかで自家製梅酒を出せなくなったりしましたねぇ

料亭などで出されるものは酒税を支払っているか既製品らしいです。


「みりん梅酒」として販売されています。


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市販されているものは当たり前ですが、ちゃんと酒税を支払って作られているそうです。


自家製梅酒、プライスレス。