青梅は今の季節しか手に入りません。
買っておいて後回しにするとすぐ黄色くなってしまいます。
梅酒は青梅で漬けるもの。
ずっとそう思っていましたが完熟梅でも漬けれます。
完熟梅の方がフルーティーでなめらか。
青梅はすっきりキリリッ。
どちらかと言えば完熟梅酒の方が好きかも。
完熟梅酒美味しい。
ということで、今年はわざわざ追熟して完熟梅酒を作ります。
本当は青梅でも1瓶作って味比べしたかったんですが、箱買いした梅はほとんど黄色くなってしまって諦めました。
梅干しもそうだけど、本当は木の上で熟したものを収穫するのが一番いいそうですが梅農家でもない限り、追熟しか無理ですね…。
庭に梅の木がある人がうらやましいです。虫とか大変そうだけど。
~梅酒レシピ~
青梅もしくは完熟梅 1kg
ホワイトリカー 1.8L
きび砂糖 600g
※梅干を作る予定がある場合は梅干の消毒用にホワイトリカーを少し取り分けておきます。
完熟梅は水に浸さなくてOKです。
形、色のきれいな梅は竹串で3か所ぐらい穴をあけておくと、1年たってもふっくらしたままになるので、観賞兼食べる用に何個か穴をあけておきます。
そのまま入れた梅は数か月後にしわしわになるのでその時に引き上げます。(ずっと入れっぱなしにしておくと再び水分を吸ってふっくらするけど、引き上げたほうがおいしい仕上がりになります)
氷砂糖じゃなくきび砂糖を使います。
梅本来の味だけを楽しみたいなら氷砂糖がいいですがキビ砂糖のほうがコクが出て好きです。
砂糖が少ないと梅エキスがよくでないので500g以上は必要です。
氷砂糖1kgは甘すぎると思います。
砂糖一袋を丸々いれると、梅酒って砂糖だらけ!!てかこんなに砂糖たべちゃってるの!?と不安になります(笑)
ほとんど、一人で飲んでいるので、どんだけの砂糖を消費してんだ…怖い。
普段飲んでいるジュースでもかなりの砂糖を摂取してるんだろうなぁと思います。
キビ砂糖を使う場合は3回に分けて入れます。
白砂糖でもOKです。
時々、瓶をゆすって砂糖が溶けてきたら次の分量を追加~の繰り返しです。
氷砂糖はゆっくり溶けるので失敗なくできます。
初めて漬ける人は氷砂糖だと失敗することないのでおすすめです。
瓶をきちんと消毒していればカビが生えることもないです。
しかし、梅酒用として売っている瓶のほとんどは煮沸消毒ができません。
煮沸消毒ができるのはジャムの瓶とかぐらいです。
なので熱めのお湯で洗って自然乾燥、ホワイトリカーを振りかけて消毒します。
このとき、スプレーボトルがあると便利。
3ヵ月から飲めるといいますが、やっぱり半年は置いてください。
3ヵ月目は味見です。
6ヵ月から味ががらりと変わります。
ホワイトリカーは甲類。乙類のホワイトリカーが売っていて試したことがありますが、普段焼酎を飲まないので雑味感がすごかったです。芋焼酎とかの味が混ざってる感じです。
でも6か月も経つと梅の味がしっかり出てきて雑味感もなくなり、乙類の味は残るものの、気にならず飲めました。
これはこれで好きな人は好きな味だと思います。
ずっとホワイトカーでつけてきたのですが、ほかのお酒でもつけてみたい!でもいいお酒使ってわざわざ梅味に?梅本来の味を楽しみたいなら甲類のホワイトリカーが一番なのかもしれない…。
その悩みを解決すべく、今年はホワイトラムとブランデー、キビ砂糖と黒糖でも漬けてみました!(笑)
5か月後が楽しみです。
ところで、ラムって主にホワイトとダーク(ゴールド?)があるんですよね。
どっちがいいの!?(笑)
人生は決断の連続です、梅酒は「ホワイトラムか、ダークか?」「純黒糖か、加工黒糖か?」
いまだに答がわかりません(笑)
※キビ砂糖が底にたまっています。ホワイトリカーもすでにキビ砂糖色に…。
左はブランデーです。写真には写ってませんがまだあります。
今年つけたのは
ホワイトリカーwithキビ砂糖
ホワイトリカーwith加工黒糖
ブランデーwithキビ砂糖
ホワイトラムwithキビ砂糖
今年は紅映で漬けたのでできれば南高梅も漬けて飲み比べする予定です。