スーパーで売っている安い梅干しは調味液につけた梅だってご存知でしたか?
高いものはちゃんと塩で漬けたものですが、安いものは調味液につけて作られています。
干さずに作れるらしい。
減塩梅干しも保存できるように添加物が加えられているものもあります。
添加物は悪とは言い切れないけど、安い梅干しの裏の表示を見てください。塩と梅だけで作れる梅になぜそんなにいろいろ入っているのか。
あと中国産の梅も多いです。
じゃあ南高梅のグレードのいいものは…けっこうお高い。
梅干しには薬効があります。
調味液に漬けて作ったものには薬効は期待できないでしょう。
なにより手作りすれば安価にできます。
スーパーで梅干しを買う人こそ、手作りしてほしいです。
私、梅干が特別好きなわけじゃないのに毎年作るようになりました。
梅の呪いです(笑)
梅の時期になると漬けなくては!!とソワソワしてしまうんです。
梅干は嫌いじゃないけど、ご飯がないと食べれない軟弱者…。
梅干だけでぱくりと食べれる人すごいとまで思っています。
梅干しは保存のことも考えて塩分は20%で作っています。
減塩も考えましたが、梅干は薬。
薬効が出るのは漬けて3年後からというのを本やネットで知ったので3年後に食べるのを目的にしています。
「この薬効が出るのが3年後から」というのは科学的根拠があるわけではないらしいです。
私もどこで読んだのかはっきり覚えていませんが、チラチラと耳にする「3年後」(笑)なにかしら根拠はあると思います。
去年、はちみつ梅干を漬けたらトロトロで食べやすかったので今年は20%梅干とはちみつ梅干を作りました。
少量だとジップロックが便利です。
レシピ
20%梅干
完熟梅 1Kg
あら塩 200g
はちみつ梅干
完熟梅 1kg
塩 100g
はちみつ 100g (砂糖と半々でもOKです)
ちなみにはちみつはiHerbで購入したアメリカ産のクローバーはちみつ。
癖がなくて食べやすい味です。
円相場によって値段が変わるのですが、今は英国のEU離脱で円高になったので今が買い時!?(笑)
ジップロックでの作り方は簡単で、梅をホワイトリカーで消毒。
このガクは漬ける直前に取ります。青梅を水につける場合は、このガクをとって水につけてはいけないそうです。ここらか水を吸って腐りやすくなるとか。
このガクの部分からカビが生えやすいのでよーくホワイトリカーを振りかけます。
ここ、追熟してると白カビがふんわりよくついています。たぶん、ここの消毒が甘いとカビて失敗するんじゃないかなぁ。
きれいに取ってしっかり消毒すれば大丈夫です。
スプレーボトルがあると便利です。
梅酒を作るときに取り分けておいたホワイトリカーです。
ジップロックの内側もホワイトリカーを振りかけて消毒。
梅を塩を入れて本などの重しを載せます。(本の場合は湿らないように袋に入れておいたほうがいいです)
ジップロック!と言っておきながらIKEAのフードストレージバッグです。
2種類のサイズが入っているやつです。
黄色(大)が梅1Kgにちょうどぴったりでした。
梅酢が出てきてもちょうどぴったりなサイズです。
ジップロック、毎回、漏れないか不安になる。途中で敗れちゃったりジッパーが空いちゃったりしたら大惨事。
梅酢が上がってくるのでしっかり封をしてくださいね。
不安な場合は2重に。
梅酢が全体に浸かったら重しを取ります。
梅酢が上がったら赤しそを入れます。(白梅干を作る場合はこのまま入れません)
あとは普通の梅干の作り方と同じで外で干すだけです。
干し待ちもジップロックのままで保管でOKです。
はちみつ梅干の場合は干した後、梅酢に戻して冷蔵庫で保管、1年ほどで食べきります。
20%梅干は消費期限はないのできちんと保管できれば長く保存できます。