
#テラヤマキャバレー
#日生劇場
演出 #デヴィットルヴォー
脚本 #池田亮
出演
#香取慎吾 #成河 #伊礼彼方
#凪七瑠海 #村川絵梨 #平間壮一
#木村風太 (花王おさむの代役)
#福田えり #横山賀三
#浅野彰一 #小田龍哉 #葛たか喜代
#川原田樹 #日下七海 #小林風花
#近藤彩香 #的場祐太 #水口早香
#中野風音(スイング)
先週は前列センターだったため、自然にカリスマ慎吾ちゃんテラヤマばかり目で追ってしまい、全体像、全体美術、全体役回りなど追いきれなかった。
今回は前方やや引き斜めから、客観的に観てみた。
まずは後方にキュービック状にはめ込まれた中で演奏する生バンド。
こう見えてサッチー、中学1~高校1まで吹奏楽部だったので音色には敏感。
フルートの音色が綺麗だわと聞き入っていたら、同じ演者さんがクラリネットも吹いていて、その下のキュービック内のトランペットの演者さんはトロンボーンを吹いていた。
木管担当、金管担当なんだ!
プロフェッショナル。
他のバンドメンバーもすごかった。
いつもは高額なチケット代にもやもやするサッチーだが、今回は色々納得です。
先週は体調不良で休演なさった「死」役の凪七さん、無事にカムバック。
先週代役の中野さんも立派にやり遂げて、全体に馴染んで見えた。
一番、違ったのは。
良い意味で凪七さんは「THE宝塚」だった。
卒業生の舞台は数々観たが、生で現役宝塚歌劇団生徒さん舞台を観たことがなく、WOWOWの宝塚ステージを観て(宝塚ってこういう感じか)とイメージ。
今回のテラヤマキャバレー。
テラヤマ→慎吾ちゃん「アイドル」
死→凪七さん「現役宝塚歌劇団」
蚊→伊礼さん「ミュージカル」
ミッキー→福田えりさん「ミュージカル」
白粥→成河さん「マルチプレイヤー」
青肺?→横山くん「ヤングシンバ&2.5」
舌ちょんぎり→花王さん「アングラ系」
暴言、三島→平間くん「アクション&ミュージカル」
近藤さん、川原田さん、的場さん、水口さん→「NODAMAP歴あり」
サッチーの勝手な解釈ですが。
ルヴォーさんは、わざとキャスティングを様々な分野から選び、その化学反応、演劇福袋みたいな舞台にしたのかな。
慎吾ちゃんテラヤマと凪七さん「死」の並び、セリフのやりとりをみてすごくそう思った。どこからみても宝塚スターの出で立ち、オーラの凪七さん。
奇しくも、サッチーはスイングのお二人バージョン、凪七さんバージョン、花王さんバージョン、すべての演者さんを観れたわけだ。
寺山修司さん、唐十郎さんアングラ全盛期はたぶん、ほぼ劇団員で公演していたはずで。
もし、寺山さんが現代で執筆、演出していたら色々な所から役者、アイドル、アクションスター、歌舞伎役者とか連れてきて、ごちゃまぜにして公演をうっていたんじゃないかと想像が湧く。
白粥から唐十郎に役変わりした成河さんはとても楽しそうで生き生きしてる。
昔から唐さんの舞台もよく観ていたらしいし。
セリフにしか出てこない野田秀樹さん。
初日に三谷さん、つよぽん、野田さん揃って観劇したみたい。
野田さんの話が出る度に、客席男性客たちがやたら受けていた。
アングラ時代に観ていたのかな。
伊礼さん「蚊」今回も目立っていたが。
本物の寺山修司さん、身体を壊して入院し、輸血した時の血液が原因で肝炎になり、肝硬変になった説をみた。
蚊と白粥が色々な人たちの血を混ぜろ!と言っていたけど。
そうゆうことなのかな。
演劇界の血も混ざるし。
慎吾ちゃんの舞台は、SING LIKE TALKING、burst、日本の歴史と観てきて、みんな三谷幸喜作品で、仲間内なキャスティングだったけど、今回は海外演出家、まわりは各分野実力者。
新しい世界に足を踏み入れたと思います👏
先週よりも少し、見解を深めました。
帰りにみんなで感想お茶会。
成河さん、ギターうまい、目立っていたと慎吾ちゃんファンからもお褒めの言葉をいただいた。