最近図書館で借りた本が私に良かったのでコチラに書き残し
「本気でトラウマを解消したいあなたへ」
著者・藤原ちえこ
トラウマ解消出来ると色んなセミナーがありますが
私は個人的にトラウマ解消は出来ないと思っています
何故ならセラピスト自身がトラウマがあり
セラピストになっても自分のトラウマや心の傷を抱え、同じ悩みのクライアントさんに投影されていたり
共感する事でモヤモヤした感情を肯定したまま、セッションされているなと感じたからです
私は過去にあった辛い出来事を現在にフラッシュバックしたとしても
それは「今」でなく「過去にあった出来事」だと認識する事で、気持ちの辛さは軽くなると思っていました
本を読んで身体記憶のトラウマについての説明が分かりやすく書いてあり、私自身が腑に落ちる事ばかり
親から受けた言葉と身体への暴力を何故か思い出せないのか?
私自身が記憶の蓋が開かないように鍵をかけたのだと思いました
例えば1歳前後にストーブ上のヤカンのお湯で脚を火傷したり
苛立った親に階段の上から押されて落ち、下唇がザックリ切れる大怪我などなど
その怪我をした時の記憶を思い出せなくませんが
数人がかりで身体を押さえられ、下唇を縫われた映像を発熱時に夢でよく見ていました
起きるとだんだん忘れてしまいますが、悪夢を見た後は子供心にも![]()
普段思い出さないのは小さい自分を守っているのかも
私が胎児期から3歳後半までの心や身体に受けた傷は憶えていなくても、身体が固まる反応は残ること
実の親に対する不信感と虐待への恐怖が、人を信用信頼せず、危険回避の行動に繋がり
なかなか難しい複雑性トラウマを抱えて生きてきたのだと理解出来ました
人として信頼出来る旦那さんと結婚後、子育てを通して私も人生やり直し
母親とは障害を持って生まれた次男の子育て援助を受け、亡くなった時は感謝の気持ちで見送る事が出来ました
7月に電話連絡が来た時に、自分の都合で頼み事してきた実父とは、一生無理だなと痛感しました
無理な願いを言われ、断りたいのに思考停止
長く親の感情に振り回され、自分の時間を搾取され続けた期間は20年以上
今でも「凍りつき」と呼ばれる反応は、心と身体が動けなくなることも実感しています
今回は夫に相談しないと返事出来ないと一旦保留という形で回避
夫が許可する訳ないと分かっていたからか、そのまま音信不通
親類から父親があちこち頼んでいたが、断ったと話を聞いて
やはり信頼出来ない人だと悲しく思いましたが
0歳で両親離婚後、母親が入退院繰り返し
祖母と叔母に面倒みて貰った話を聞きに9月、旦那さんと次男の旅行に合わせて大阪へ
母親が亡くなって12年ぶりに叔母や従姉妹達と再会
従姉妹達の旦那さん、子供、孫を呼んでの晩御飯
一人暮らしの叔母宅に泊めて貰い、亡くなった祖母や母や叔父の話
お互いの近況報告
母が亡くなり疎遠になった父や弟の事など、色々話をして
私なりに「もう、いいわ」と感情の手放し
私には自分を大切に思ってくれる人がいる
その人達が心配したり、悲しむ様な選択はしない!
7月から人生の振り返り、やり残しの確認作業をし続けて
10月はひと段落したと思います![]()
長々と重い話を読んで下さり、ありがとうございます!
