4月27日(水)憲法審査会において、「日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する調査(憲法に対する考え方について、特に憲法第56条第1項の「出席」に関する議論を中心として)」についての総括的な各会派の意見表明が行われ、国民民主党・新緑風会からは足立が約8分間の意見表明を行いました。足立は現在、参議院憲法審査会と参議院改革協議会の両方に所属しており、その会議体の立て付けや関係性、これまでに議論を積み上げ、一定の結論を得たものは議論の前提や参考とすべき、とし、これらを総合的にとりまとめた2005年の憲法調査会報告書の内容を一部紹介しました。そして、今国会で衆議院・参議院の両憲法審査会で議論となったいわゆる「オンライン国会」で課題とされる「出席」の概念について、会派の意見を代表して述べました。足立は、本会議と委員会における「出席」に違いはないこと、議員出席については憲法上の記載はあるが、参考人等の委員会出席についてはその記載がないことから、オンライン等の出席も認められるのではないか、ということ、緊急事態にオンライン出席を認めるとするならば、その条件はなにか、個人的に物理的出席がかなわない場合も、その個人的事由はどういったものが認められるか等が憲法上明文化されるべきである、との考えを示しました。