4月1日(金)第43回新型コロナウイルス対策本部を開催しました。はじめに直近の感染状況、ワクチン接種の状況について政府よりヒアリングを行いました。新規感染者数は、全国的に1ヶ月以上にわたり緩やかな減少が続いていたものの、ここ数日の1週間の平均は増加傾向になっており、この傾向がリバウンドにつながるかどうか引きつづき注視が必要とのことでした。3回目のワクチン接種については、65歳以上では8割を、全体でも4割を超えてきたところですが、引きつづき接種率の向上のため、自治体における情報提供が進むことが期待されるとのことでした。つづいて、前回会議からの宿題の回答として、前回まん延防止等重点措置の延長を決定した基本的対処方針の分科会において、二人の専門家が延長反対を表明したことへの政府見解については、「オミクロン株による肺炎の発生頻度が、季節性インフルエンザと比較して相当程度高いという重点措置の要件を満たしていないのではないか、との指摘があったが、オミクロン株による感染の致死率が季節性インフルエンザよりも高く、肺炎の発症率も季節性インフルエンザよりも高いという見解である」とのことでした。