3月17日(水)毎週水曜日18:30から国民民主党のYou Tubeチャンネルにおいて生配信を行っている「Go!Go!こくみんLIVE」に生出演しました。
現在参議院で行われている予算委員会における審議のポイントと緊急事態宣言の延長が決まった3月7日以降に国民民主党のHPで募集したパブリックコメント(パブコメ)約900件の意見をもとに、新型コロナウイルス対応(医療提供体制、ワクチン、支援策等)について、玉木代表と山尾広報委員長とともに議論しました。
山尾議員より、コロナ禍における小中高生の自殺者数が過去最大となっていることについての問題提起があり、足立は「子どもの自殺者については、去年は8月が一番多かった。通常は長期休み明けが一番多いとされているが8月というのは珍しいこと。しかし文科省がこの原因分析を行っていない。私は、部活動の中止や大会、発表会等の中止等で、みんなで一緒に頑張る場がなくなったことや喪失感が大きいのではないかと思っている。子どもたちに我慢を強いる一方で7月にはGo Toトラベルの前倒しで大人は旅行を楽しんでいた。こういったことも原因にあるのではないか」と意見を述べました。
また、なぜ日本は感染者数が欧米に比べて格段に少ないのに病床が逼迫しているのか、病床を増やすことができないのか、という問題については、「日本は感染症の専門医が少ないということと、在院日数が長いこと」が大きな問題だとし、なぜ在院日数が長いのかの分析ができていない上に、行政・大学・医師会の連携がとれているか否かで医療提供体制の構築に差ができている現状について話しました。また、日本では低いとされていた死亡率について、だんだん欧米の数字に近づいていることについてもしっかりした分析が必要であろうと述べました。
ワクチンについては、足立が委員会でも指摘したように介護従事者も医療従事者と同じ優先接種1位にすべきという意見で一致しました。またパブコメにおいて、政府の支援策についての意見を聞いたところ1位が「不公平感」2位が「不足」3位が「項目が複雑」であったことを報告し、特に不公平感が社会の分断を生んでいることが大きな問題だと述べました。