2月24日(水)定例の幹事長記者会見を行いました。本日午前中に行われた両院議員総会からの報告事項として、党大会を4月2日(金)に東京で行うことが決定したと述べました。つづいて、橋本聖子参議院議員がオリンピックの組織委員長に就任したことについて、選挙で選ばれた国会議員が組織委員長に就任するということは、IOC憲章に照らしても政治的中立性、公平性を保てないのではないかとの懸念について述べました。懸念の根拠として、21世紀以降、今後決定している夏期・冬期オリンピックにおいて、選挙を経て議員になった人が組織委員長に就任したケースがあるかどうか国会図書館に調査してもらったところ、誰もいなかったことを報告しました。離党したとはいえ、選挙で選ばれた現職の国会議員として組織委員長を務めることについてはやはり問題があるのではないかと述べました。
参加記者からは、総務省幹部の接待問題についての見解を問われ、「13人の官僚の名前が挙がっているが、同席者がいたのか、あるいは政治家はいなかったのか等分からないことも多い。菅総理の長男のみの限定ではなく他に国家公務員の倫理規定に反するような接待があったのではないかということを、本来であれば全省、最低限総務省全体の調査を行うべきではないか」と意見を述べました。さらに、「この長男は菅総理が総務大臣時代に政務秘書官に登用したことにより、こういったつながりができたということで、かなり根が深い問題だと認識している。」と付け加えました。