2月4日(木)超党派瀬戸内海再生議連の総会が開催され、出席しました。はじめに、会長の塩崎恭久衆議院議員(自民党)より挨拶が行われ、平成27年に「瀬戸内海環境保全特別措置法」が議員立法で改正された経緯が説明されました。その後の調査・研究を踏まえ新たな課題に対応するため今国会に同法案の改正案が閣法にて提出予定となっており、その概要について環境省よりヒアリングを行いました。つづいて、兵庫県の井戸敏三知事と瀬戸内海関係漁連・漁協連絡会議の代表者よりオンラインで要望を受け、参加議員による意見交換が行われました。最後に、「豊かな瀬戸内海の再生を実現するための決議」(案)について協議を行い、決議を決定しました。決議内容は以下の通りです。
一 地域ごとの栄養塩類等管理に係る制度の創設
一 沿岸域の良好な環境の保全・整備のための仕組み等の創出
一 藻場、干潟その他の沿岸域の良好な環境の創出
一 水質悪化の原因となる停滞水域の改善
一 漂流ごみ及び海底ゴミの着実な回収・処理対応の実施
一 気候変動等の科学的知見の充実と対策の推進