8月29日(土)民主党大分県連夏期研修会が別府市のビーコンプラザで開催され、県連所属議員や党員・サポーターが約80名参加しました。はじめに県連代表である足立より、表にまとめて分かりやすくした『安全保障関連法案の民主党の考え』の説明があり、引き続いて講演が行われました。
【第1部】認知症について
講師:大分大学医学部神経内科学講座 教授 松原悦朗氏

【第2部】女性の立場からの地方創生
講師:徳島県議会議員 高井美穂氏

以上の2部構成で行われました。

【第1部】
認知症は、「治る」認知症と、「治したい」認知症に分けられ、「治る」については正確には「予防する」「早めに手をうつ」ことで「「先を制する」治療の対象となる方々の認知症であること。「治したい」認知症(アルツハイマー病など)にも「先を制する」ことの考えが定着しつつあることが説明されました。また、松原悦朗教授を中心とする研究グループがアルツハイマー病の画期的な抗体医療を開発したことも紹介されました。
【第2部】
元衆議院議員であり元文部科学副大臣でもある高井美穂氏より、地元の徳島県三好市が取り組む、休廃校活用事業や外国人旅客の誘致活動についての具体例が説明され、地方創生はその地域に生きる人たちのものでなければならないと結びました。また、女性が政治家になるためには難しさもあるが、今は理解が進み、風も吹いているので、自然体で挑戦して仲間を増やして欲しいと、期待を込めた発言もありました。