5月16日(土)大分スーパーサイエンスコンソーシアム(OSS)* の科学講演会がコンパルホールで開催され参加しました。足立は母校の大分舞鶴高校からの依頼を受け、かねてから親交のある藻類研究の世界的権威である筑波大学生命環境科学研究科 教授 渡邉 信先生を講師に招請しました。渡邉先生は、藻類(ボトリオコッカス、オーランチオキトリウム)からオイルを作り出し、日本を産油国にしようという壮大な夢を持ち、その実用化にむけて研究・開発をしています。渡邉先生はエネルギー分野にとどまらず、日本の産業の明るい未来についてわかりやすく講演され、高校生の質問にやさしく答えられました。

*大分県では、本県の理数教育の充実・発展のため、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校大分舞鶴高校を拠点とし、大分上野丘高校、大分豊府高校、日田高校(SSH指定校)の4校が中心となり、県内の公立高校15校と連携し、SSH重点枠企画として「大分スーパーサイエンスコンソーシアム(OSS)」を設立しました。「大分県からノーベル賞科学者を!」を合い言葉に、各学校が連携し、将来、科学を志す生徒を対象に、科学講演会、大学や企業研修、東京科学研修、課題研究などの様々な取り組みを行っています。