8月8日(水)

カネミ油事件(昭和43年にPCB:ポリ塩化ビフェニルなどが混入した食用油を摂取した人に障害が発生した事件。福岡を中心とした西日本一帯の健康被害事件となった。)の発生後、一企業の責任が明確であるにも関わらず企業側に賠償能力がなかったため、国が様々な施策を講じて迂回的支援をおこなってきましたが、この度11党が参加する超党派議連において、「カネミ油症患者に関する施策の総合的な支援に関する法律案」がまとまり、今国会で議員立法として提出されることになりました。本日は議連のメンバーである長崎県選出の福田衣里子議員より法案内容の説明が行われ、質疑応答ののち、厚労部門会議として了承されました。野党時代この問題に積極的に関わり、法案の提出者にもなっていた足立は、「現在国が支援を講じて黒字経営となっているカネミ倉庫が何らかの事情(自然災害等)で突然経営破綻した場合、国がどのように建て直しの支援を行うか」について厚労省担当課に質問を行い、カネミ倉庫を国が支援する目的が「患者への医療的支援」であるからには、ただちに国が対処すべきではないかとの意見を述べました。
次に近年問題となっている違法ドラッグに関して、部門会議のもとに設置された「違法ドラッグWT」事務局長の川合孝典参議院議員よりこの度とりまとめた提言案の説明が行われました。
最後に、予算の概算要求を行う時期ということもあり、厚労省内で予算削減に向けた取り組みについてヒアリングを行いました。

足立信也オフィシャルブログ Powered by Ameba

足立信也オフィシャルブログ Powered by Ameba

足立信也オフィシャルブログ Powered by Ameba