5月15日、細川律夫厚生労働副大臣を応援弁士にお迎えして、中津文化会館にて国政報告会を開催致しました。


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まず開会の挨拶では、民主党大分県連中津市支部長であり、地元中津選出の吉富幸吉県議から、参加者の皆さんに対してのお礼と合わせて民主党に対する温かいご支援をお願いして頂きました。
続いて早速、公務多忙な中応援弁士として駆けつけて頂いた細川律夫厚生労働副大臣からの国政報告に移りました。
まず冒頭、政府内の議論においての「医療ツーリズム」という言葉に対して足立が、世界最高水準の日本の医療と、商業的観光を混同して考える事は国民に対して間違った発信をする事になるんではないか?という主旨の発言をした事を取り上げ、足立の医療政策に懸ける熱い想いにも触れて頂きました。
昨年の夏、日本は史上最高の失業率5.7%になり完全失業者が350万人を超えるという、そんな時に労働行政の舵取りを任された細川副大臣は、まず雇用の維持に積極的に取組み、国からの休業補償が支給される雇用調整助成金という制度を要件緩和してフルに活用する事で、労働者が企業から解雇されずに済む環境を整備しました。(この制度は多い時で250万人の方々が利用しました)これにより多少ではありますが、失業率が下がりつつある実績を訴えておりました。
それでも残念ながら失業せざるを得なかった方々には、生活保護に頼らずに済むよう、次の職場が見つかるまでの間職業訓練を受けてもらい、そこで10万円の生活費を支給する制度を設ける事で再就職へ向けた支援を行いました。生活保護ではなく、こういった第二のセーフティーネットになりうる「求職者支援制度」を恒久的な制度とする為の準備を進めている事を丁寧に説明して下さいました。
少子高齢社会が到来している日本のこれからの雇用労働政策には、労働人口の補充を考える事が大切であり、若者や女性、更には高齢者の方々に職業能力を磨いて頂く施策を次々に打ち出していく事を約束した上で、もう少し民主党政権を続けさせて頂き改革を進めていく事への理解を求めて、話を閉じました。

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足立信也の国政報告は、改めて貴重なお時間を割いてお集まり頂いた皆さんへの御礼の言葉から始まりました。そして、前回の選挙の際、医師としての診療最後の日であり、大分に帰ってきた同日4月23日が亡くなった母の命日だった事に触れ、その為に全国で最後の出馬表明になり大変短期間の運動だったにも関わらず、大分県民の皆様の期待感からの投票行動により初当選させて頂いた事を思い出しながら、有権者の皆さんに対して感謝の気持で一杯である事を伝えました。


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その県民の皆様の想いに応える事は、国会で大分の存在感を示す事であり、自分の政治家を目指した原点でもある「より多くの命を守りたい」という想いを政策として実現する事に他ならないとの認識を示し、これまでの自分の取組みをご報告しました。


政権交代後、まずは雇用対策を優先させた事に触れ、細川副大臣のお話から少し踏み込んで、昨年末に組んだ補正予算約7兆円の内1兆3千億円を雇用対策に充てた上で雇用調整助成金の要件を緩和した事で80万人が救われた事。そして255万人の方々が、雇用保険法の改正により新たに雇用保険に適用され新加入した事で、安心して働ける環境整備を実現した事も説明させて頂きました。
更に、不幸にして仕事を失った方々が、失職後に加入する国民健康保険について、これまではその保険料が前年(働いていた年)の収入で計算されていた実態を挙げ、前年の収入の約3割で計算するように改正した事で保険料が約半額になり、87万人の方々がその対象となった成果をご報告申し上げました。
続いて、年金部門についてです。「消えた年金」と言われた大量の年金記録、その5000万件の内約3000万件についてはほとんど擦り合わせが終わった事に加えて、確認作業を自主的にしなければいけなかった今までと違い、国側から確認を進める通知を出す事や、更には本人確認を簡略化する事で20万人の方の記録が戻った実績も丁寧に説明させて頂きました。
それから、子育てについてです、日本の「GDP(国内総生産)に占める子どもを持つ家庭に対する支援」は、13000円の子ども手当てを入れても、まだ先進国中最低レベルである事を踏まえた上で、貧困率と所得の再分配機能で照らし合わせると、子どもを持つ家庭にとっては負担が厳しくて給付が無いという事が分析でき、これを世界共通の認識に基づいて改めたいという想いが子ども手当ての理念にある事について理解を求め、更には子育て環境を整備する要素の一つとして「育児をするイクメン、家事をするカジメン」こんな言葉を日本に定着させたいと語りかけました。


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少しずつではありますが自殺者が減少している事実も、新政権からの、雇用を守り命を守るメッセージが結果として伝わっているからだと感じます。

これまで負担と捉えられていた社会保障を、未来への投資と捉える事、つまり、医療・健康・介護・福祉の社会保障分野を成長産業だと認識して、国の成長戦略の核に位置づける事を目指す決意を述べ、最後に、大分県の障害者の就労施設開所式に立ち合い、働く喜びを実感する彼らの輝いた眼に、人間の喜びの本質である「愛される事・褒められる事・必要とされる事・役に立っていると思える事」を感じた足立は、日本の幸福度が年齢が高くなる程低くなる事に絡め、「今まで日本を支え苦労してきた方々が孤立感を感じ幸福度が低い、そんな社会にはしたくない」と熱く訴え、今後も医療・介護・福祉の社会保障分野で自分の力を尽くしていきたいと皆さんの温かいご支援ご協力をお願いしました。

地元三区選出の横光克彦代議士にも駆けつけて頂き、民主党にとっては大変な向かい風の中、政権基盤を磐石なものにする為にも今夏の参議院選挙は絶対に負けられない戦いである事を強く訴え、共に闘う決意を述べて頂きました。

最後に、会場の全員で必勝ガンバロー三唱を行い、気持を一に出来る充実した国政報告会を閉じました。

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土曜日の昼という大変貴重な時間帯にも関わらず、多くの方にご来場頂き誠にありがとうございました。
今後も、土日を中心に精力的に各地で国政報告会を行う予定ですし、又様々な応援弁士の方にも駆けつけて頂く予定です。
足立信也も皆さんと想いを共有しながら、一心不乱にこの夏を駆け抜ける覚悟です。
どうか皆さん方の絶大なるご支援ご協力を心からお願い申し上げます。


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