私のテーマの1つでもあるオモテとウラ。
人生、華やかで活動的でポジティブで
愛に満ち溢れていたとしたら、
そこには必ず反面のものが存在する。
人生、かなりしんどかった30代でも、まわりの人からは、いつも楽しそうと言われてたのですが、
まぁ、かなり楽しいこともたくさんあって、
基本的には楽しいんですけど(笑)
自分の内側と外側の、そこの切り替えだけはできていたかもしれないですが、
とにかく、自分自身に一生懸命だったとは思います。
心の中には、ちょっとしんどい部分があって、
ある人とどうしてもあわなくて、
傷つくことも、
言葉って、やはりずっと残りますから…
40代にはいってからは、ある時点で切り離せたというか、切り離す覚悟みたいなのをもったというか、
紆余曲折あったからこそ、50代、素直で、しなやかな自分に出会えたんだと思います。
そして家族は毎日楽しい♩
嬉しいことも悲しいことも、葛藤も、感動も、
反対を知っているから
認知できるわけで、
自分の中に矛盾もなく、
私と誰かの間で完全に線を引かれたなら、
"じぶん"を知ることもなく、
たちまち感動することや感じること、
成長も後退も、迷いも学ぶことすらなくなるような気がする。
固定されて動きもなければ、まわりとも影響しあうこともないかもで、
安定の中にも、揺れみたいなのは
常にあって、必要なものなんかじゃないかな…と、
だから、私は作品のウラが好きだし、
そしてその相反するものは、どちらも寛容や愛に向かっていてほしいなと思う。