おたより~絵封筒展2012 | あだちまり日和

あだちまり日和

和紙あかり作家のライフスタイル。
  日々の工夫や暮らし・食事や子育てのことなどを綴っていきます。

「一日一枚の絵封筒 MIKIです」という、

わたしのお気に入りのブログの中で、

”おたより絵封筒展2012”の紹介をされていたので、

週末、神戸は苦楽園まで足を運んできました・・・。


高速を芦屋で降りて少し戻り、山手幹線から夙川の公園の脇道を通り抜け、

苦楽園口の踏切を西に渡ってすぐのところ。

天気はここ数日の寒波を返上して、少し暑さが戻っていましたが、

この日の空気は思いのほかサラサラと流れ、

時折吹く風に、さわやかな秋のにおいを感じることができるような、

清々しいほどのドライブ日和でした。


阪急甲陽線・苦楽園口駅の西側なのでアクセスもよさそう。

目的の場所はgalerie6C というところです。
あだちまり日和
かわいいにゃんこちゃんのDM


(ギャラリーの方に承諾を得てから撮影しますカメラキラキラ

mikiさんの作品はこちらのボードで見つけました!!

緑をベースにした立体的な作品でとても素敵☆。

本人はいらっしゃらなかったけれど、作品を見つけた瞬間、

久しぶりにmikiさんに再会できたようで嬉しかったです・・・。

(作品ってやっぱり分身なんだなぁ~)

↓       ↓       ↓       ↓

あだちまり日和
なんだか面白そうなので、私も来年参加してみようかしらにひひ???


あだちまり日和
様々なイラストレーター達が参加された、

オリジナルのチャリティ封筒なども販売されていましたよ。

私も何枚か購入しましたにひひキラキラ


あだちまり日和
それにしてもこちらのギャラリーはとても気持ちがいいアップ

作家としてみても、天井は高く大きな窓が解放感を演出しており、

ギャラリー内の白い壁には凹凸があるので、

”あかり”からこぼれる陰影が、

この壁に美しい表情をもたらし、素敵だろうなぁと・・・。


あだちまり日和
入口の扉も素敵です。

この穴から思わず中を覗いてみたくなります。


大きな一枚窓キラキラ

あだちまり日和
そしてところどころに・・・
あだちまり日和
ちいさな木の椅子が、ちょこんとさげなく置いてあるので、

腰をかけてゆっくり眺めることができます・・・


あだちまり日和
あれ???あちらは・・・


本を読んだりできる図書スペースもキラキラ
あだちまり日和
時間がゆっくり流れるような落ち着いた空間アップ

個展の際には、このような場所があると、

ゆっくりしていただけるので、とてもいいと思います。


「あかり」とは、その傍らに人生があってこそ映えるもの・・・。

私は今まで、完全にギャラリーというようなところでも行いましたが、

その時もどこかくつろげるような雰囲気を表現したり、

来て下さる方が少しでも心安らげるような空間を意識して、

レイアウトを考えるようにしてきました。


企画展や個展などにおいては、作品をつくる時の勢いとは反対に、

それをどう伝えてくのか?どうみてもらうのか?ということを冷静に、

考えていく部分も同じように必要になってくると思うのですが、

実はこの後者の部分によって作品の印象が大きく変わってしまうので、

最後の最後までイメージを膨らませ、思考錯誤を試みます。


そして、

あだちまり日和
私にとっての作品とは、素材のバランス・色のバランス・静と動のバランス・

心のバランス・作家と家庭人のバランスというような、

「調和とバランス」がテーマのひとつでもあるので、

作品によって私はいつも、

人生において無駄なことは何ひとつないのだ・・・ということに気付かされます。


galerie6Cでの展覧会は終わりましたが、とても感じのよいギャラリーなので、

また何か面白そうなものがあれば行ってみたいなと思います。

↓       ↓       ↓       ↓
あだちまり日和

この後、東京へと巡回し、

11月14日からは再び心斎橋carta blanca で開催されます。

場所:大阪市中央区南船場3-6-14 2F

↓       ↓       ↓       ↓

あだちまり日和


手紙というのは素敵な文化・・・。

最近手紙を書くことが 多くなったのですが、

この年になって、またその良さを再認識しているところです。


ポストの中にそれを見つけた時、

どんな封筒や切手が貼ってあるのか、

そして封をあける前の一瞬の心の沈黙、

そして次にやってくるわくわく感、

筆跡から伝わってくるその人のあたたかさ・・・。

少しずつ、段階的に そして情緒的に心の扉をあけてくれる・・・。

それはもう、ただただ単純にいいなぁと思わせてくれるものです。


移動や連絡、情報においてもその”時間”は日々短縮され、

ある意味において、さまよう心の時間というものが失われつつある昨今、

時間の中で心を動かし遊ぶということを今一度大切にしようと思えた、


そんなお便りがわたしの心に届いたようです・・・キラキラ