2021年6月16日の衆議院厚生労働委員会で採択された「子どもの歯科矯正に保険適用の拡充を求める請願」に続いて2度目です。
子育て支援の観点からも子どもたちの適正な歯科矯正治療を可能にするため、保険適用に至らないケースにおいても保険適用の基準の見直しが必要です。
※衆議院HPより
項目 | 内容 |
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国会回次 | 212 |
新件番号 | 562 |
請願件名 | 子供の歯科矯正治療における保険適用範囲の拡充に関する請願 |
請願要旨 | 子供の歯や口腔の健康は、発育期における顎・顔面の骨格形成や咀嚼、発声(構音)、表情の発出等、良好な状態に維持・増進される必要がある。しかし、学校歯科健診という法定健診で疾患として指摘された咬合異常(不正咬合)は、学校からの指示に従い医療機関を受診しても保険適用外の治療となる場合が多く、経済的な問題などが理由で多くの子供たちが必要な治療を受けられないまま放置されているのが現状である。学校健診には歯科だけでなくほかの健診もあるが、歯科のように保険適用外となる治療はない。さらに、保険適用外となっている歯科矯正治療については、初診料や相談料、必要となる検査についても保険が適用されないため、受診すらできない子供たちがいる。学校保健安全法による健診の場で指摘されたにもかかわらず国が適切に対応できないというのは法の趣旨に反するものである。 ついては、学校からの指導で医療機関に行くよう通知を渡された子供の初診料や相談料、検査料に対する保険適用を検討及び実施されたい。 |
受理件数(計) | 1件 |
署名者通数(計) | 1名 |
付託委員会 | 厚生労働委員会 |
結果/年月日 | 採択の上内閣送付 /令和5年12月13日 |
紹介議員一覧 | 受理番号 562号 中谷 真一君 |