歴史観をとり戻す
日本人の歴史観をとり戻すことは重要だと思います。
東京裁判の弁護人となった林逸郎弁護士は昭和37年日弁連会長となられましたが、
そのご著書「敗者」(昭和35年)のなかで「あの戦争は、日本が、不当な侵略戦争を不意にしかけたものではなく」と述べ、「日本だけが勝手に起こした侵略戦争であるかの如き逆宣伝したのを信じている内外人の目を開き、戦争の起こったほんとうの原因を究明して、永久平和の確立のために少しでも寄与したい」と書かれています。
また、WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)といって、アメリカ軍が占領下で日本人に罪悪感を持たせるために歴史に関する情報操作を行ったことが明らかになっています。
そもそも、大きな流れとしても、数百年来にわたってアジア諸国を侵略してきたのは西洋列強(アメリカ、イギリス、フランス、オランダ、ロシア等)です。
未だそうした国が植民地の宗主国となったり、権益を持っている状況下で、アジアにほとんど独立国がないのに、どうして日本が侵略をできるのでしょうか。
この情報戦についての知識があれば、日本はアメリカを含めた外国に対し、相応の警戒心を持ち、
国防や軍事の必要性、国際協調・国際貢献にのめり込むことの危険性、日本の歴史を尊重する教育の大切さを理解できると思います。
情報戦についての知識がなければ、日本は侵略戦争をした悪い国だから謝罪すべきだというマインドコントロールから抜け出せません。
しかし、いったん歴史観をとり戻すと、今からでも政策の転換、切り替えができます。
私はこの教育がものすごく重要だと思っています。