安定的な皇位継承のあり方について

 

昨日から、安定的な皇位継承のあり方について、国会での協議が始まりました。

 

この協議は、平成29年の「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」に対する付帯決議により、令和3年12月に政府から有識者会議報告書が出され、この報告書をふまえ、国会で『立法府の総意』を取りまとめる流れになっています。

 

付帯決議では「『安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等』について政府は検討を行い、その結果を国会に報告する。国会は『立法府の総意』が取りまとめられるよう検討を行う。」とされています。

 

有識者会議報告書では、悠仁親王殿下までの皇位継承はゆるがせにしてはならないとした上、皇位継承の問題と切り離し、皇族数確保をはかることが喫緊の課題とし、皇族数確保のための方策を3つ打ち出しています。

 

なお、参政党ホームページに、2024.05.17付で『安定的な皇位継承の在り方についての考え方』が掲載されています。ここでは、男系男子の皇統を維持すること、皇族数確保のためには旧宮家で現在残っておられる方々の皇籍復帰が望ましいことなどが指摘されています。

https://www.sanseito.jp/news/11324/

 

今後、安定的な皇位継承のため、皇族数確保に向けた具体的な方法が議論されることになりそうです。