政治に関心が高かった日本人
最近は、政治に関心が低いと言われ、国政選挙の投票率の低下(50%前後へ)が指摘されます。
しかし、日本人は昔から政治に無関心だったわけではありません。
逆です。歴史的には、昔から日本人は政治に大変関心がある民族だと思います。
数十年前の高度経済成長期には、学生運動、組合運動、様々な政治運動が行われていました。
国政選挙の投票率も70~80%と、非常に高い水準でした。
幕末には、幕府が、諸侯から浪人町人に至るまで、庶民から外交政策について意見を募集したら、意見書が保存されているだけでも八百通に達したそうです。
明治に入ってからも、自由民権運動や、全国各地で憲法草案の作成、政治参加を求めるために、政治をめぐって激しい議論が戦わされていました。
それ以前の時代も、徳政を求める一揆や、共同体での自治がありましたし、大化改新では既に、民の訴えを聴く「鐘・匱」の制度が設けられており、庶民の政治参加意識が相応にあったと思います。
世界的にみても、識字率(文字を読み書きできる人の割合)が多いことが日本の大きな特徴ですから、教育水準も高く、政治への関心も高かったことでしょう。
ではなぜ、今投票率が下がったり、政治への関心が低いと言われるのか。
私は、政治に参加する機会や、従来の見方と異なる視点を提供する場が乏しいことが原因ではないかと思います。
参政党は、一般国民の政治参加のための党ですが、実は政治への関心が高い、日本人の感覚にすごく合っているのではないかと思います。
3年前までは、あまり考えられなかった、憲法を一から創る体験をする勉強会や、コロナをきっかけに食料・医療・エネルギーなどに関する勉強会なども各地で行われています。
以下は、直近の参政党関連のイベントです。