9/23は不動産の日あーんど9/20は敬老の日 | らぶぼーんのブログ

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不動産屋さんのサラリーマン「らぶぼーん」の日々のつぶやきです

みなさん、9/20は「敬老の日」って知ってますよね。

「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」として、以前は9/15でしたが「ハッピーマンデー」が施行されてからは9月の第3月曜日になりました。

では9/23が「不動産の日」って知ってましたか?

「ふ(2)どう(10)さん(3)」(不動産)と読む語呂合わせから1984年に全国宅地建物取引業協会連合会(長いっ!)が制定しました。

 

で、今日は「敬老の日」と「不動産の日」をコラボしてブログテーマを考えました爆  笑

 

リバースモゲージってなんでしょう?

リバースモーゲージとは、自宅を担保に老後資金の借り入れができる、シニア層向けのローンのこと。

自宅は担保に入れるだけなので、売却しないでそのまま家に住み続けられます。

生きている間は毎月利息のみの返済。元本の返済は、死亡後に担保不動産の売却代金で返済する形なのです。

月々の返済が利息のみで負担が少ないローンってことになりますね。

生きてるうちに資産をキャッシュ化できて、そりゃあお年寄りにとってサイコーの商品なんじゃ?

 

と、ちょっと待って!どんなものにもリスクはあるぐすん

 

リスクその1 金融機関からの融資額は限度があるため、長生きすればするほど、借り入れした資金では生計が成り立たなくなるかも。

借入人が死亡するまで毎月金利の支払いは発生するため、総計したら思いがけない金額を払うことになっちゃうことも。

 

リスクその2 リバースモーゲージの金利は、契約期間中であっても定期的に見直される「変動金利」が採用されています。

毎月の返済は利息のみということだけど、将来金利が上昇した場合は、毎月の利息負担は増えてしまうってことになるよね。

 

そして、そもそも担保となる自宅価値によって融資金額は決まるので、ご自宅の資産価値によっては利用できないことも考えなくてはなりません。

また当然ですが、家が相続財産として残らなくなるため、推定される法定相続人全ての承諾が必要になります。

(相続人が一括返済すれば家を売却しないで済みますが・・・)

 

近年、取り扱う銀行などの金融機関は年々増え、自宅を有効活用して住む場所を維持しながら現金を確保できるリバースモーゲージは、興味のある方も多いのではないでしょうか。
どの金融商品にも言えることだと思いますが、メリット・デメリットをよく調べて考えて判断することが大事なのではないかなと思います。